政治・社会問題を素人が考える

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

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「人の迷惑を考えろ」と自殺者を悪人にする風潮について

   

電車での飛び込み事故が起こると必ず、

「人の迷惑を考えられないのか?」
「これのせいで会社に遅刻する」
「片づける側の立場になれ」

こういった言葉で自殺者が批判されます。まるで自殺者が悪人かのように扱われているんですよね。

確かに、現場にいた人にとってはトラウマものでしょうし、会社に遅刻して重要な会議に欠席すれば職を失う可能性すらあります。

しかし、考えてみてください。
自殺する人はどういった状況に置かれていたのかを。

第一の被害者は自殺者自身。悲惨な状況のなか生きてきた

自殺をするという事は、それだけの理由・原因があるからですよね。多少のトラブルで死のうなんて人はまずいません。

例えば、

  • イジメ
  • 殺人・レイプなど犯罪被害
  • 冤罪

こういったことが考えられるワケです。

イジメによる自殺は社会問題になるくらい深刻なものですし、家族を殺さたりレイプ被害に遭えば生きることが地獄になるかも知れません。冤罪の疑いが晴れなければ一生犯罪者扱いです。

このような状況で他人の迷惑を考えて自殺する余裕なんて無いでしょうし、余裕があるなら自殺という選択を選ばないはずです。つまり、それほど追い詰められていたということです。

非難されるべき人は誰か?

ですから、「迷惑を考えろ」と自殺者を批判したり責任を求めたりするのはあまりに酷だと思います。

非難されるべきは自殺に追い込んだ側の人間や社会です。

自殺者を非難したところで何も改善しません。原因を作った側を非難することで問題は改善されるのです。

無論「自業自得」のケースもあるので一概には言えません。しかし、基本的に物事には繋がり(原因)があります。

表面的な部分を見るのではなく根底にあるものを見ていく事が、全ての人にとって良い社会を築くことに繋がるのだと思います。

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