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差別で2chまとめサイト「保守速報」大阪地裁で10月30日ついに裁判!在日韓国人李信恵さんが提訴

      2015/11/06

速報:
差別を煽る書き込みをまとめて配信しているということで在日韓国人李信恵さんが「保守速報」を提訴した問題で進展があり、10月30日大阪地裁で裁判が行われることが決定しました。

現在、保守速報は李信恵さん個人に対する差別的なまとめは削除したものの、韓国人全体の差別を煽るようなまとめは依然続いています。訴えられた立場であるのにも関わらず差別を煽り大金を得ている保守速報の管理人にはかける言葉もありません。

匿名による差別行為は現在の大きな社会問題です。今まで匿名で活動していた保守速報管理人が裁判に出廷して何らかの処罰を受けることで差別問題の改善に繋がることを期待したいと思います。


先日、在日コリアンでライターの李信恵(リ・シネ)さんが、韓国人・中国人に対する差別発言をまとめたサイト「保守速報」、「朝鮮人を殺せ」などとヘイトスピーチをしたことで有名な「在特会」を提訴しました。

在日女性、在特会を提訴=「差別表現で苦痛」―大阪地裁

記事のコメント欄は案の定、酷い差別発言で溢れていますね。こういったコメントを野放しにしているYahoo(ヤフコメ)には良心がないのだろうかと思っていたら、この騒動後Yahooが不適切なコメントをフィルタリングし始めたようですね。自動的なものなので必ずしも差別発言がフィルタリングされるとは限りませんが。

李信恵さんが保守速報に対して2200万円の賠償を求め提訴したことで「結局金目的だろww」といった侮辱的発言が多く見受けられますが、小額の賠償だったらこれからも差別的な発言は続くことは明白です。差別抑止の為に高額の賠償を求めているわけです。ここまでヘイトスピーチが蔓延したのは保守速報を初めとした2ちゃんねるまとめサイトが原因といっても過言ではありませんからこういった行動は評価すべきです。

差別を煽って荒稼ぎをする保守速報

2200万円なんて高額過ぎだろ。払えるわけないじゃん」って思うかも知れませんが全然そんなことないんですよ。大手の2ちゃんねるまとめサイトは月300万円以上のアフィリエイト収入を得ているとも言われます。

マスコミは「人の不幸で飯を食う」といいますが、保守速報はそれ以下なんですよね。「人を不幸にして飯を食っている」わけですから。

ついにまとめブログ「保守速報」がヘイトスピーチで訴訟沙汰に、ひっそりと記事削除中

上記の記事をご覧頂けばわかりますが保守速報は事実に基づかないデマを流し不当に人を虐げることも珍しくありません。セクハラヤジ問題の塩村議員に対する中傷記事(美容整形などのデリケートな話題など)も多数。差別を訴えた人に追い討ちをかける神経が理解できません。

管理人もネトウヨを煽るような偏向・捏造した情報を流して収益を得ている自覚があるのか、あからさまな差別記事はこの提訴以降、密かに削除し証拠隠滅しようとしています。また、ネトウヨがよくいう「在日特権」もそのほとんどがデマです。保守速報のようなサイトが不確かな情報を拡散しているわけです。

匿名で嘘を広め差別を煽り、差別をし、都合が悪くなったら逃げる。 そういう姑息な行動を平然と行うネトウヨが許せません。

外国人が日本を批判することは反日!?

提訴された保守速報をはじめ多くのまとめサイトでは「李信恵は反日在日朝鮮人だ」とレッテルが貼られることが多いですが、彼女の発言は日本の問題点を指摘しているだけで反日行為ではありません。 ちょっと口うるさいというか口が悪い人なので特定の人に敵視されやすいですが、差別を受けている当事者だから過敏になるのは仕方がないことです。暴行の被害を受けた人が反撃をし相手を負傷させてしまうのと同じです。それに、我が子に同じような思いをさせたくないという気持ちが強いほど必死になるのは当然です。

「在日韓国人に差別を提訴する資格など無い!」「韓国での反日をまず何とかしろ」などと言う人も多く見受けられます。李信恵さんの過激な発言を見ればそう思う人が少なからず出てくることは致し方ないでしょう。しかし、そう思う人は「韓国人は差別など受けてない」「日本人は差別をしない」と妄信しているといわざるを得ません。

私は「相手を批判する前に自分の行動を改めるべき」という言葉をネトウヨや嫌韓の人に対して言いますが、その理屈でいうなら李信恵さんにも同じルールを適用するべきと思われるかも知れませんが、李信恵さんを初めとした在日韓国人や在日中国人は実害を受けているわけです。何の罪の無い韓国料理店がヘイトスピーチで閉店に追い込まれた例もあります。実害を受けてる人が反発するのと、何も実害を受けていない人が暴言を吐くのとでは全く状況も性質も異なるわけです。実害を受けた人が訴えを起こすことは自然なことです。こういった状況で李信恵さんの提訴に否定的な意見を言えるということは「日本に非が無い」と妄信しているといっても過言では無いでしょう。

それに、今回の差別は李信恵さんだけの問題ではありません。在日韓国人や在日中国人を初め、先日のセクハラヤジ問題で分かるように多くの日本女性にも関わることです。差別を受ける弱者を代表して憎まれ役を買って出たのが李信恵さんです。彼女の行動は日本の差別問題を大きく動かす可能性がある非常に価値のある行動です。

そもそも、差別をしている人を除き、差別行為が提訴されて不都合な人などいるのでしょうか?差別が無くなることは日本人にとっても利点です。

おわりに

先日の記事もそうですが、差別を訴えた人が更なる差別を受ける今の日本は異常だと思います。差別を受けても黙って堪えろとでも思っているのでしょうか。五輪招致の「おもてなし」の精神とはかけ離れた現状があることを自覚し改善しなければなりません。

愛国心とヘイトスピーチと日本の美徳。差別をする者に愛国を語る資格は無い。

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