政治・社会問題を素人が考える

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

*

【首相談話】侵略戦争の事実を否定するのは日本だけ。歴史修正すればあらゆる国から信用を失う

      2015/08/03

安倍首相は侵略戦争を『反省』しているのか?

8月に発表されるという『首相談話』。これについて、『侵略』『謝罪』といった内容を含めるかどうかが争点となっています。

『含めない』派の意見は、

  • 一度謝罪したからもう謝罪する必要は無い
  • 中国、韓国を調子付かせるから謝る必要は無い
  • 日本はアジアを解放したのに何故謝らないといけないのか?

というものが大部分をしめます。

安倍首相が「アジアを解放したから」と日本が行った戦争を正当化するなら、『侵略』『謝罪』といった言葉を談話に含める必要は無いでしょう。なぜなら意に反した言葉を含めても何の価値も無いからです。ただ、その言葉には当然責任が伴います。確実に世界中を敵に回す事になるでしょう。それを首相や国民の大半が望むならそれも選択肢の一つです。

逆に、安倍首相が日本が起こした戦争で犠牲になったことを本当に反省して申し訳ないと思っているなら『侵略』『謝罪』といった言葉を含めるべきです。歴代首相が何回謝罪しようが関係ありません。「安倍首相自身がどう思っているか?」なんですよね。申し訳ないという気持ちがあれば自然とそういう言葉が出てくるはずです。

「侵略は無かった」と思っているのは日本だけ

「侵略戦争なんてしてない」と主張するのは日本の一部の右翼だけなんですよね。日本以外の国では日本が侵略戦争をしたことは共通認識なんです。親日国の台湾であっても「日本の侵略は無かった」とは思っていないでしょう。台湾が親日なのは「侵略されたけど国の発展に手を貸してくれた」と思っているからなんですよね。

つまり、『侵略』の事実を否定すれば諸外国の日本に対する感情は悪化するでしょう。「事実を隠蔽する国」と思われ信用を失いかねません。

逆に正直に『侵略』の事実を認め、真摯に『謝罪』すれば「日本はきちんと過ちを認める事が出来る良い国だ」と評価され、信頼も得られ、中国・韓国の反日感情も薄れていくでしょう。

また、日本が侵略戦争をしたのは世界の共通認識なんですから謝罪したところで、中国・韓国がそれを餌に「賠償しろ」と言ってくることは無いでしょう(そもそも、中国・韓国は日本が侵略戦争を否定したり、主張をころころと変えるから反発しているわけですからね)。

人間は失敗する生き物なんです。歴史を辿れば世界中どこの国もが戦争したり多くの過ちを犯してきたわけです。大切なのは過ちを認め同じ事を繰り返さないようにする事なんです。

おわりに

もし、安倍首相が日本や国民の事を考えているなら『侵略』の事実を認め、真摯に『謝罪』するべきでしょう。それが信頼を生み『抑止力』に繋がるわけですからね。逆にアメリカのように原爆で民間人を大量殺戮したのに一切謝罪しないどころか、「戦争を終結させる為に仕方が無かった」と正当化すれば確実に日本に敵を増やす事になります。

 - 雑記 , , ,