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自衛隊が戦う相手は○○。日本人が必ず知っておくべき集団的自衛権の真実

      2015/11/09

「真実」と書くとどうも胡散臭く感じてしまいますが、今回は集団的自衛権についてほとんど語られる事のない真実を話そうと思います。

集団的自衛権について語られる内容のほとんどは「戦争に巻き込まれる」、「自衛官の人権を軽視するな」、「中国の脅威が拡大してるのに黙って見過ごすのか」といったものです。

しかし、ほとんどの人が目を背けている事があるんですよね。最も重要な要素の一つと言っても過言ではないにも関わらずです。それが何か分かりますか?

それは『戦う相手』についてです。

集団的自衛権行使で日本が戦う相手は誰か?

日本が武力行使する相手は「日本を危機に陥れる悪い人間」だと思っていませんか?

これは大きな間違いです。集団的自衛権によって戦う相手は普通の人です。悪人ではないのです。善人である可能性もあります。そのほとんどが国家の為に献身的に働く真面目な人達なんですよね。私たち日本人と何も変わらない人達です。

更に言ってしまえば、戦う相手のほとんどは日本に対して敵対心の無い人達です。日本に対して敵対心の強い国といえば中国や北朝鮮ですが、それ以外の国は友好的か中立的です。しかし、集団的自衛権行使で真っ先に日本が戦うであろう国は、友好的・中立的な『それ以外の国』なんですよね。それが集団的自衛権でアメリカに協力するということなんです。

あなたは親切にしてくれた人を殺せますか?

集団的自衛権は日本に友好的な国とも戦う可能性があることはこれまで話したとおりです。つまりこういったことも考えられるわけです。

  1. 自衛官のあなたは過去に日本と国交のあるA国へ旅行に行き、いろんな人に親切にしてもらった
  2. アメリカとA国の関係が悪化し、集団的自衛権により自衛隊の派遣を要請される
  3. 派遣先が親切になった人が多く暮す地域
  4. その人達を巻き込んで殺害してしまう事を懸念しつつも任務を遂行
  5. もし殺してしまえば一生悔い、無事でも相手から一生恨まれることになる
  6. つまり、一度でも集団的自衛権を行使すれば取り返しのつかない事になりかねない

まるで映画のようなシチュエーションですが、これが集団的自衛権の恐ろしい真実です。つい先日まで食事を共にする友人のような仲でも、明日には殺し合う可能性があるんです。

あなたはそれが出来ますか?私には出来ません。もし自分に危機的状況がきたら、国籍を捨て家族や恋人を連れて海外移住しますね。私なら国家よりも目の前の人を守る事を選びます。

Q. それは個別的自衛権も同じでは?

A. いいえ、違います。

戦争は政府が国民を利用して行う武力による政策です。つまり日本に侵略してくるかも知れない敵対心剥き出しの中国であっても国民レベルでは友好的である可能性も有るということです。実際、半数以上の中国人が日本・日本人を好きだと答えています(参考)。

つまり、個別的自衛権も集団的自衛権と同じく、友好的な人を殺さなくてはならないケースが生まれてくるわけです。

しかし、心理的負担はかなり違います。なぜなら、個別的自衛権は「相手側から攻め込まれた」という危機的状況がある為、殺害することになってしまっても、それは正当防衛だと自分に言い聞かせる事が出来るからです。「自ら殺す」のと「自衛によって殺してしまった」では心理的負担は雲泥の差である事は明らかです。

世界では集団的自衛権が常識でもそれに便乗する必要は無い

よく、「集団的自衛権は世界常識」みたいなことを言う人がいますが、その常識が本当に正しいと言えますか?たとえ自国を守る為であっても無関係の人を殺す事が常識であって良いのでしょうか?私の感覚では世界の常識がズレているように感じます。多数派の意見が正しいとは限らないのです。

自衛官の負担を減らす為にも、これまでの「戦争をしない」日本を踏襲すべき

詳細はこちらの記事に書いてますが、低リスクで日本を外敵から守る為には集団的自衛権よりも自衛隊を強化し個別的自衛権のみ行使することが効果的だと私は考えます。

あくまでも自衛官の仕事は「自衛」です。自衛官に集団的自衛権で「普通の人」の殺害を強いる権利が一体誰にあるというのでしょうか?もしそれを実現したいのであれば自衛隊に任せるのではなく、徴兵して全ての国民に科すべきではないでしょうか?

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