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【豊洲移転問題】安全だと主張する専門家と不安な一般人。これは五輪エンブレム問題と同じ状況である

   

長期に渡る水質調査をしてきた豊洲移転問題が最悪の方向に舵を切ったようですね。

定期的に行なわれてきた水質調査では「基準値以下で安全」だったのに、先日行われた水質調査では基準値の79倍ものベンゼンが検出されたという事で「今までの調査はなんだったのか?」「また東京都の捏造か!?」などと国民からは批判が噴出しています。

基準値79倍もの汚染物質検出でも問題ないという専門家たち

先日テレビ番組で複数の専門家が豊洲移転問題について検証していましたが、いずれも「問題が無い」という見解でした。

異常に高い数値が出たのは「地下水管理システムが動作したことによる地下水の流動によるもの」という旨の話をしていました。そして、「地下水管理システムが正常に動作して地表に汚染物質が出てこない限りは問題ない」という旨の話もしていました(当方専門家ではないので間違っていたらすみません)。

専門家が「問題ない」と口を揃えるわけですから事実なのでしょう。しかし、一般人は納得いきません。

一方で汚染物質の異常値に困惑する一般人

基準値の79倍もの値が出れば普通は「問題がある」と考えるのが自然だと思います。私もその一人です。

専門的な知識が無いので「何を持って安全なのかが判断できない」んですよね。分かるのは79倍もの異常値が検出された事実ぐらいです。

そして、「また捏造・隠蔽したのでは?」という疑惑ですね。過去に不祥事ばかり起こしている人達が「今度は真実です!」などと言ったところで簡単には信用出来ないですよね。

専門家と一般人の間にある深い溝は五輪エンブレム問題と共通する

専門家と一般人の間にある深い溝は「五輪エンブレム問題」を思い起こしますね。

五輪エンブレムの件では私は専門家側の人間なので、佐野研二郎氏が五輪エンブレムに関しては盗用していないと断言出来ます。なぜなら専門的な知識を持っているので盗用かどうかを正しい知識で判断出来るからです(詳しくは以下の記事をご覧ください)。

しかし、一般人は「見た目が似ているから」という一点の理由で盗用だと断定している人が多いわけです。

これは、私たちが基準値の79倍もの汚染物質が検出されたという一点で「豊洲移転は危険」だと判断してしまうのと同じなんですよね。

専門家からすれば問題が無いはずの五輪エンブレムが撤回されてしまったように、豊洲移転もこのまま撤回される可能性は高いと思います。

専門家と一般人の深い溝は簡単には埋まらないでしょう。なぜなら、本当の理解を得るには一般人が専門家並みの知識を得る必要があるからです。一般人がそこまでの知識を得るために労力を割きたくないですよね。

だから、論理的に正しいだけではなく、それ以外の部分の信頼性が重要なのだと思います。

また、五輪エンブレム問題は一時的な問題で済みますが、豊洲問題は移転してしまったら長期的に問題が継続するわけですからより慎重な判断が求められると思います。

 

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