政治・社会問題を素人が考える

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警備を強化してもテロは防げない理由、日本がやるべき事

   

悲惨なパリの同時テロ事件。安保法制により欧米との協力関係を深めれば日本にもその火が忍び寄るリスクは高まります。対岸の火事ではないんですよね。

また、一度こういうテロが起こるとその周辺の警備が強化されますが、これって殆ど意味が無いんですよね。あくまでも警備はテロが発生した時に迅速に対応する為のものなんです。

どれだけ厳重に警備を強化してもテロを防げない理由

先日自衛隊がテロ対策訓練の模様を公開していましたが、これはテロが起きた際に役立つ対策であって、テロの抑止にはならないんです。

警備強化はなぜテロの抑止にはならないのか?
ちょっと考えてみてください。

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答えは簡単です。テロは突発的に起こるからです。しかもどこで起こるかわかりません。

例えば、重要施設の出入り口でボディチェックをすれば、施設内でのテロは防げるかも知れません。しかし、ボディチェックをしようとした瞬間に自爆テロを起こしたらおしまいですよね。

犠牲者が警備員だけであればまだ救いがあります。渋谷のスクランブル交差点で爆破テロを起こせば数百人が犠牲になります。しかも、ボディチェックなどするタイミングなんてありませんよね。

今後の安倍政権の行動次第で日本がテロ被害に遭う可能性は大きく左右する

幸い日本国内ではイスラム国(ISIS)によるテロ被害には遭っていません。それはこれまで日本が中立的立場を保っていたからなんですよね。

しかし、安保法制により欧米寄りの考えにシフトしているのが日本の現状です。仮に日本がイスラム国に空爆をすればフランスと同じテロがほぼ確実に起こるでしょう。フランスと同じ事をやって日本だけ報復を免れる理由はありませんからね。

安倍首相は「日本がイスラム国に空爆することはない」と明言していますが、日本が欧米の空爆を何らかの形で支援すれば同類とみなされる可能性は否定できないんですよね。日本が欧米を支援すればそれだけ欧米は空爆に専念できるわけですから。実害が出ている以上支援とはいえイスラム国からすれば攻撃と変わらないわけです。

安倍政権はそういったリスクも入念に考えて行動しなければなりません。日本でテロが起きてからでは取り返しがつかなくなります。

日本がテロ問題でやるべきこと

一個人の考えですが、日本は欧米に右にならえでは駄目だと思うんですよね。

日本が直接空爆をしなくても、それを支援すれば確実に日本に対する憎悪が高まります。空爆で死ぬのはテロリストだけではないんです。無関係の人まで大量に巻き込んでいるわけです。そうするとテロリストでなくても日本に対する憎悪は高まりますよね。空爆に巻き込まれた家族や友人が日本を憎悪して新たなテロリストになる可能性だってあるわけです。

だから日本は欧米と同じではいけないんです。日本は欧米のように憎悪を高めるのではなく、憎悪を減らすような行動を取るべきです。こう書くと「テロを擁護するな!」と言い出す人がいるんですが、私もテロそのものには断固反対です。テロを擁護するのではなく、相手の事をよく知り、認めるべき部分は認めていく事が憎悪を減らす事になるのではと思います。

9.11同時多発テロから14年経ちましたが、武力では改善どころか悪化の一途を辿ることが証明されています。日本が欧米のやり方に同調すれば負のスパイラルに巻き込まれるだけです。今こそこれまでの日本のような中立的な立場が求められているのではないかと私は思います。

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