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理研STAP細胞 笹井芳樹氏の自殺の原因の一つ

      2015/07/20

今月5日にSTAP論文の共同著者である笹井芳樹氏が自殺で亡くなった騒動について個人的な見解を書こうと思います。

笹井氏の自殺の原因は「マスコミや世論による圧力」「理研の組織的体質」などいろんな要因があると思いますが、その一因にエリート体質だったことが考えられます。

エリートは失敗に対する耐性がない場合が多い

笹井氏の家庭環境までは分かりませんが、これまでの経歴をみてみるとエリートであることが伺えます。もちろん人並み以上の努力があってここまで上り詰めたのだと思います。しかし、その努力によって完璧な人になってしまい、結果、大きな失敗を経験してこなかったのだと思います。

失敗に対する耐性の無い笹井氏にとっては今回の騒動は凶器となり自分を襲ったのでしょう。おそらく当初、笹井氏は自身はSTAP細胞の存在を信じていたのだと思います。しかし、「再現性の低さからSTAP細胞が存在しないことを認めざるを得なかった」または「小保方氏の不正を見抜くことができなかった」というように、いずれにしろ笹井氏は大きな失敗を犯してしまったわけです。その失敗は自分を死に追い込むには十分だったということです。

私が学生のときの話

私が学生の頃、運動も勉強もできてクラスでの人気も高い、いわば「完璧」な友人がいたのですが、ある日、彼の父親がリストラに遭い首吊り自殺で亡くなったんですよね。友人にいくつもの習い事をさせていたので、彼の父親は社会的に成功を収めたエリートだったはずです。普通は30代40代であればリストラされてもこれまでのキャリアを武器に再就職はいくらでもできます。大体、脱サラして飲食店を経営する人ってそのくらいの年代が多いですからね。

しかし、彼の父親は家族を残して自殺をしました。それは、これまで挫折・失敗の耐性無かったことが要因だと思うんですよね

遺書には小保方氏を応援する言葉が

笹井氏の遺書の中身には、「あなたのせいではない」「新しい人生を一歩一歩進んで行ってください」「研究は楽しかった」「STAP細胞を必ず再現してください」などと研究に対して肯定的なことが記されていたようです。

世論では「STAP細胞はもう無いのでは?」という風潮ですが、遺書の内容からして笹井氏はSTAP細胞の存在すること確信していたということでしょうか?しかし、その再現が困難であったが故に責任を感じ自害したというとことなのでしょうか。謎は深まるばかりです。

こちらの文章は追記したものになります。

おわりに

おかしな例えかも知れませんが、50、60歳になるまで一度も風邪を引いた事が無い人が風邪を引くと「もう死ぬかもしれない・・・」と本気で思うらしいです。子供の頃から風邪引いたり病院通いしている人であれば「あー、また風邪かぁ。だるいなー」というぐらいの感想しか持ちませんよね。それだけ耐性は必要なものなんです。

笹井氏が亡くなって、これまで以上にマスコミや世論の矛先が小保方晴子氏に向くことなるはずです。心配ですね。騒動の発端は彼女のずさんな論文ですが、一番の原因は組織の体質にあります。組織がまともに機能していればここまでの騒動にならなかったわけです。あまり良い例えではないですが、犯罪撲滅のために犯罪者個人に「犯罪するな」と言っても更生するのは一部で、犯罪撲滅には組織が犯罪者を取り締まらないとならないわけです。

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