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【死刑制度】死刑確定でも被害者の裁量で死刑回避出来るようにすべき理由

   

度々議論になることが多い死刑制度ですが、私は基本的には死刑肯定派です。統計ではおおよそ8割~9割が肯定派で、1割~2割が反対派となっています。

死刑反対派に対するバッシングと身勝手な被害者心理の代弁

ネットでは死刑反対派に対するバッシングが多く見受けられます。例えば以下の様なものです。

  • 死刑反対派は犯罪者予備軍だから反対しているんでしょ?
  • 身内に死刑囚がいるから反対している
  • 反対派は被害者の気持ちを考えていない!

などと言ったものです。
無茶苦茶な言いがかりですよね。

国民の1割~2割が犯罪者予備軍で身内に死刑囚がいるのでしょうか?

「被害者の気持ちを考えていない」と言いますが、被害者全員が死刑を望んでいるのでしょうか? 違いますよね。死刑よりも更生することが贖罪だと考える被害者も多いはずです。だから勝手に被害者の気持ちを代弁してバッシングの口実にすることこそが問題なのです。

両方の意見が尊重されるべきなのに誹謗中傷が浴びせられている現状は残念です。

被害者の意思によって死刑回避も可能にすべき理由

私は死刑肯定派ですが、現行法のままでは無く、もう少し柔軟であるべきだと考えます。

ベースはそのままで、被害者の意思によって死刑回避も可能であるべきだと思うんですよね。

どういう事か簡単に説明します。

日本は法治国家なので私刑は許されません。なのでこれまで通り裁判を行い判決を下します。殺人であっても凶悪度が低ければ懲役刑で済むのも致し方ない事です。

私が現行法を変えた方が良いと思うのは死刑判決が下された場合です。

死刑判決が下された場合、被害者が死刑を望まない場合は死刑を回避出来るようにすべきだと考えます。

なぜなら、最も重要視されるべきは被害者の気持ちだと思うからです。「仇であっても死刑は望まない」という被害者の考えも最大限に汲む為にこういう法律は必要だと思うんですよね。

逆に「何が何でも死刑にして欲しい」という被害者の気持ちは無視するのか?という批判もあると思います。でも、これは仕方が無い事です。被害者が死刑を望んだからと言って全てを死刑にしてしまっては「不慮の事故」で殺人を犯してしまった人まで死刑になりかねないからです。

「不慮の事故」は誰もが起こす可能性があります。明日は我が身です。避けようと思っても避けられないのが「不慮の事故」なんです。そういったものまで死刑にされてしまってはたまったものじゃないですから、死刑回避の方向でだけ被害者の意思が介入すべきと私は考えます。

被害者に十字架を背負わせてはならない

現行法のままだと死刑を望まない被害者の気持ちを軽視していることになります。

相手が仇であれ死なせてしまったら一生十字架を背負って生きなければならないという可能性もあるわけです。死刑を望む被害者にとっては最良でも、死刑を望まない被害者にとっては追い打ちになりかねないということです。

つまり、被害者にも色々なタイプがいるので極力多くの被害者の考えを尊重出来るように死刑制度を見直すことが重要だと私は考えます。

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