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【佐世保高1女子殺害】サイコパスな子供を授かったら自分ならどうするだろう。

      2015/11/06

先日起きた佐世保高1女子殺害事件ですが、加害者と被害者はもともと仲のよい友人で犯行が行われた日も加害者女性宅に遊びに行ってたわけで、まさか仲のよい友人が殺人を行うなんて誰もが想像がつかなかったと思います。イジメとかなら犯人を憎むこともできますが、仲のよい友人によって何の前触れもなく殺害されたらそんな感情すら沸いてこないでしょう。ただただ「何故・・・?」という気持ちだったのではないかと思います。

<高1同級生殺害>「自分から会いたいと誘った」供述

加害者はサイコパスであり先天性のもの。教育・しつけの問題ではない

加害者とその母親がとても仲がよかったことから、メディアやネットの意見で「母親の死」が事件に関係しているのではないかと言われていますが、それ以前にも学校の給食に漂白剤を混入するという事件を起こしているんですよね。また、成績優秀で海外留学を希望していて、9月には海外留学をする予定だったわけで母親の死後もそれなりに恵まれてた生活をしていたようです。

母親の死後、数ヶ月で父親が再婚したことも影響しているといわれますが、果たしてそうなのでしょうか? 父親を憎み父親が殺されたなら分かりますが、「解剖したい」という理由で友達を殺害するのはそういった次元の話ではありません。 もっと劣悪な環境で生活をしている人なんていくらでもいるわけですし。

加害者は感情の欠落したサイコパスだと思います。ネット上では「教育や家庭環境が原因だ」という論調が目立ちますが、先天的なものなので育て方の問題ではありません。つまり、子供を授かれば誰もが同じような境遇に陥る可能性があるわけです。

沢山の愛情を注がれ円満な家庭で育っても、学校でも皆に好かれていても、サイコパスであれば何の前触れもなく、まるで「趣味」のように人を殺す可能性があるんです。

サイコパスとは

知らない方に簡単に説明するとサイコパスとは主に「相手に対する共感が無い人」つまり相手の感情が分からない人を言います。相手の感情が分からないから相手を平気で傷付けることが出来ます。普通は相手が憎かったり、ムカついたりといった負の感情がきっかけになりますが、サイコパスは好奇心で相手を傷付けるのです。「憎い」「ムカつく」は自分で「これはマズイ感情だ」と自制することも出来ますが、好奇心はブレーキが効かないし、本人からしたら「何でいけないの?」と疑問に思うでしょう。

多くの人は幼い時期にサイコパス的特性を持っている

不謹慎な話かも知れませんが、多くの小さな子供は昆虫を遊び半分・興味本位で殺します。私も小学生低学年ぐらいまではアリの足をもいだりしていたわけです。残酷性を楽しんでいたとかじゃなく単純に「足が無くても生きてるなんて不思議」つまり好奇心なんですよね。

好奇心は生まれた時から人が持っている能力ですが、「可哀想」という感情は成長に応じ身についていくものです。つまり幼少期は多くの人がサイコパス的となんら変わらない状態なんです。

身の危険を感じるレベルでなければわが子を病院に押し込むなんてことは出来ない

大人になっても昆虫を面白がって殺していたらサイコパスですが、子供がやっているなら一過性のものですから、「可哀想だから止めなさい」と注意するくらいで、カウンセリングなんて受けさせないのが普通だと思います。

日頃から異常な行動を繰り返し、暴力的で、どうやっても手に負えないという場合はカウンセリングや入院を選択すると思いますが、おそらくほとんどの場合は「人より少し感性が違うだけ」と思い経過を見るのではないかと思います。カウンセリングを受けさせたり入院させることは子供を傷つけることにもなりかねませんしそう簡単に行動に移せません。サイコパスである確証あればまだしも、そうではないですからね。

加害者の父親が再婚後、その恨みのためか父親の寝込みを襲い金属バットで頭を殴られたこともあったようですが、それでも精神病棟に隔離しなかったのは「まさか躊躇も無く殺人を起こすワケが無い」と我が子を信じてあげたいという気持ちがあったのではないかと思います。サイコパスは治療できないので隔離することはある意味人生の終わりを意味しますから、それだけは避けたかったのではないかと思うんですよね。

一番の被害者は加害者の父親なのかも知れない

逮捕から数日経ちましたが、加害者は「父親は尊敬している」「新しい母親が来てうれしかった」とこのような供述をしているとのことです。この供述が本心であれば、加害者も父親の再婚を望んでいたのかも知れませんし、人一倍愛情を娘に注ぐ良い父親だったのかも知れません。

しかし、そういった言葉とは裏腹に娘は興味本位で殺人を犯し、自身も殺されかけ、さらにはネット上では「父親の責任だ」と追い討ちをかけられるような状況です。一般的な殺人事件であれば更生を望むことも出来ますが、サイコパスは先天性のものですから根本的な更生はできません。つまり、彼女が出所しても父親は「娘がいつかまた殺人を犯すのではないか」と怯え続けなければならないわけです。さらに自分の娘がしたことを一生償わなければなりません。

もし、加害者がサイコパスではなく、これまでの供述も嘘で単に自暴自棄になって殺人を犯したのであれば、全ての責任はこのようなモンスターを作ってしまった父親や亡くなった母親、そして学校の責任ですが、サイコパスであるなら環境は関係ありませんから安易に誰の責任とは言えません。精神病棟に隔離するにも一生入れておくわけにはいきませんし。いくら愛情を注いで育てたとしても今回のような事件が起こるのは時間の問題だったのかもしれません。

何の落ち度もなく殺害された被害者の家族の悲しみは計り知れませんが、加害者の父親の悲しみや苦しみは別の意味で計り知れないものだと思うのです。

※↑こちらの文章は7月31日に追記したものになります。

先日加害者の父親が首吊り自殺をされたそうですね。自分の子が犯した罪に苦しみ、自分の子供に普通の人生を送らせてあげることが出来なかったことに苦しみ、サイコパスという本人の努力ではどうにもならない子供を持ってしまったことに苦しみ、ネットや世間からの中傷に苦しみ・・・。人生とは不平等なものだと思いました。

ネットでは死しても「無責任だ」「最低だ」などと中傷する言葉が多く見られますが、それなら彼は一体どうするべきだったと言うのでしょうか?彼を批判できるのは同じくサイコパスの子供を授かりつつもなんとか共存できている親だけです。

サイコパスは治療できませんから、精神病院に隔離したとしても一生入院費がかかるので弁護士であろうとも限界が来るでしょうし、サイコパスを養子にとってくれる人などいないでしょう。そうなると我が子を殺めるか、自分が死ぬかという極論になってしまうのも仕方が無いのかも知れません・・・。そして子を持てば誰もが同じ状況になる可能性を忘れてはいけません。

※↑こちらの文章は10月9日に追記したものになります。

もし自分の子供がサイコパスだったら・・・

今回の事件、被害者は紛れも無く被害者ですが、加害者の親も被害者だと思います。先天性の問題なら「隔離」でもしない限り防ぎようが無いですし、事件を起こしていないのに隔離するなんてありえないわけですから。そもそも100人に1人がサイコパスの特性を持っている(人の感情を理解できないという点ではネットでの誹謗中傷もサイコパスの一種だと思います)と言われるくらいですから他人事ではないんですよね。そして、どういった対応が正解かなんてのも無いと思います。

自分に子供が出来て、もし、サイコパスだとしても病院に押し込み我が子の自由を奪うなんてことは出来ないと思います。事が起きるまで「我が子が殺人なんてするわけ無い」と信じることでしょう。実際に事件を起こしていないのに子供を縛り付けることなんて普通は出来ないと思います。

しかし、同じ境遇に立たされていないからこのようなことが言えるだけであって、実際に同じ境遇に立たされたら、どうなるか分かりません。早いうちから精神病棟に隔離させるかもしれませんし、里子にだすかもしれませし、子供の将来を悲観し殺めてしまうかもしれません。

もし、あなたの子供がサイコパスだったらどうしますか?

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