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いかなる場合でも少年事件を実名報道すべきでは無い理由

   

少年犯罪の実名報道によって多くの人が犠牲になる可能性を考えたことがありますか?

先日起きた川崎中1殺害事件をきっかけに少年犯罪の実名報道について議論が過熱しています。ネットの統計では実名報道を支持する意見が多くを占めています。また、先日放送されたテレビ朝日のTVタックルではタレントの橋本マナミさんが「加害者の情報をネットに晒すことを賛成」したことも話題になっています。

というように多くの人が「少年だろうと重罪を犯した人に情けは無用だ」という思っているようです。しかし、私の意見は少し違います。

『加害者の実名および個人情報は公開すべきではない。少年犯罪に限らず他の犯罪に関しても同じ』というものです。

なぜなら実名報道することは罪を償うことでは無い、そして犠牲を伴うからです。

刑罰を重くすることには賛成

私が実名報道を反対するのは犯罪者に甘くなれと言っているわけではありません。むしろ、凶悪犯罪や悪意があるものに関してはより重い刑罰を重くすべきだと考えます。

犯罪者の中には更正の余地が一切無いような人もいますからね。そういう人に対してはとことん重い罰を与えるべきでしょう。

しかし、そんな凶悪犯であっても実名報道は控えるべきです。

私が実名報道に反対する理由

例え、救いようの無い凶悪犯であっても実名や個人情報などの公開に反対する理由はただ一つです。それは実名報道されることで巻き込まれ被害に遭う人がいるからです。

実名報道が加害者に対してだけの制裁と考えているなら誤りです。加害者にも家族や親戚、友人、恋人がいるわけです。

加害者が子供であれば両親にも責任が問われるのは当然ですが、成人している場合はその必要はありません。ましてや親戚や友人、恋人が責任を問われるのはおかしいわけです。彼らも「まさかこんなことが・・・」と裏切られた気持ちでしょうし。

多くは巻き添えを食っていないか心配する声がほとんどだと思いますが、中には「血の繋がりのあるやつは同罪だ」とか「あんなやつと交友関係があった人なんか信用できない」と敵視する人もいます。先日起きた、洲本市で5人が刺殺された事件のように「極度な思い込み」によって罪の無い人が標的になる可能性があるわけです。

おわりに

先日の記事でも書きましたが、実名報道をすれば全く無関係な近隣住民にも迷惑がかかります。川崎の事件では加害者宅に落書きなどの嫌がらせがされましたが、近隣住民は「エスカレートして放火されたりしないか」と肝を冷やしているはずです。無関係な人が何故怯えながら生活しなければならないのでしょうか。

国民全員が高いモラルを有しているなら実名報道しても何の問題もありませんが、現実にはモラルの低い人が無数にいるんです。なので二次被害を防ぐ為にも実名報道は避けるべきだと私は考えます。

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