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10代、20代の安倍政権支持率が飛び抜けて高い理由は「ネットで真実」を知っているから?

   

最新の世論調査では安倍内閣の支持率は内閣改造したこともあり回復傾向にあります(内閣改造して成果を出す前に解散するのも意味不明ですが…)。なかでも10代、20代の支持率は飛び抜けて高い(産経・FNNによると69.0%)ようです。

ネットユーザーによると「10代、20代の若者はテレビよりネットを使い真実を知っている」という事が支持率の高さの理由だとしていますが、本当にそうでしょうか?むしろ逆だと私は思います。

抑制的なテレビ、無法地帯のネット

ネットはテレビ以上に嘘・デマが多いのです。

テレビにも偏向や誤りはありますが、沢山のスポンサーにより成り立っている為、過度な偏向・嘘は流せないのです。それに社会人としての信用問題にも関わってきますから歯止めがかかるわけです。

逆にネットは無法地帯です。真実もありますが、大半は信憑性の薄い匿名の情報なんですよね。

特に若い人が好む『まとめサイト』は顕著です。まとめサイトは基本的に記事作成者の独断で他所の記事を抜粋した極度に偏向した情報です。『WELQ騒動』というデタラメなまとめサイトをDeNAが運営していた事で社会的信用を落としたわけですが、基本的にまとめサイトはそういうものだと思っておいた方が良いでしょう。

つまり、突出した支持率の高さはネットのデマに流されたのが原因と考える事も出来るのです。

素性を明かして情報を流すテレビと、匿名で情報を流すネット。どちらが情報に信憑性があるかは明白ですよね。

10代、20代のテレビ・ネットの利用率が突出しているわけでは無い

そもそも、ネットの利用率、テレビ視聴率に政権支持率に顕著に影響が出るほど年代差は無いのが現状です。60代以降はネット利用率・テレビ視聴率が大きく下がりますが、30代、40代は10代、20代とほとんど同じなんですよね(総務省のサイトなどで統計が確認できます)。

若者は純粋さと経験の少なさゆえに騙されやすい

ではなぜ、10代、20代の政権支持率が突出して高いのか。それには精神性や経験の少なさが影響しているのでしょう。

10代、20代前半といえばまだまだ成長段階です。知らない事を吸収することに長けているのです。

そして、経験の少なさもこの年代の特徴です。経験が少ないので情報の正当性を判断する術が無いのです。だから、ネットに流れているデマも、自分が知らない分野の情報は正しいものとして吸収するのです。

小学生にも満たない小さな子供はその傾向が顕著に表れます。例えばサンタクロース。大人は「そんなの不法侵入でしょ」と言って信じませんが、小さな子供は知識が無いので簡単に信じてしまうのです。

ネットにはJNSC呼ばれる自民党公式サポーターがいて、安倍政権に都合の良い情報をツイッターやフェイスブック、ブログなどで拡散している現実があります。経験の少ない若者はそういった情報を正しいものとして吸収した結果が、突出して高い支持率なのだと考えられます。

10代、20代はアベノミクスの恩恵を受けやすいというのも支持率の高さの理由

もうひとつ10代、20代の支持率が高い理由があります。

それは就職率の改善です。
確かに、アベノミクス効果で就職率の改善しています(24年ぶりの高水準と言われています)。

就職活動真っ只中の10代、20代は最も恩恵を受ける年代と言えるわけです。突出して支持率が上がるのも納得がいきます。

しかし、そういう人たちも今後安倍政権を支持するかは分かりません。なぜなら、30代、40代で中小企業に勤めている人達は、アベノミクスにより物価だけ上がり給料は上がらず、逆に生活が苦しくなったという人はかなり多いからです(私もその一人です)。

支持率は気休め程度にみるべき

というように10代、20代の突出した支持率の高さを述べたわけですが、支持率なんてものはあまり鵜呑みにするべきではありません。

安倍政権は様々な疑惑・不祥事・対応の悪さなどで過去最低の支持率を記録したわけですが、内閣改造をしただけで支持率が10%前後上昇したわけです。新生内閣で何か成果を出したわけでもないにもかかわらずです。こんな事で支持率が大きく動くという事は、支持率なんてものは当てにならないと言ってるようなものなのです。

そして、新生内閣が活躍する前に大儀も無く解散して、650億円もの無駄に税金が使われます。

野党は混迷中で受け皿が無い状態です。無駄な選挙だと分かっていても国民の多くは自民党に投票し再び安倍首相が政権を握るでしょう。これを『政治家の為の選挙』を言わずして何と言うのでしょう。選挙は国民の為にあるはずです。

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