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米国が北朝鮮を先制攻撃し戦争になれば第二のイスラム国(IS)が生まれる可能性がある

      2017/09/20

一向に危険な状況が改善される様子が見られない北朝鮮問題ですが、最も恐ろしいのが軍事衝突つまり戦争が起きてしまう事です。

しかし、北朝鮮は戦争を起こすつもりは無いでしょう。北朝鮮の核開発はあくまで米国と対等に対話が出来るようにする為のものだからです。

一方で、米国は核放棄させることが目標なので、最悪戦争を起こしてでも核放棄させようとする可能性があります。

戦争がはじまり即座に犠牲になるのは、北朝鮮に近い場所にある韓国ソウルである可能性が高いですが、犠牲者数は100万人とも言われています。

米国が引き金を引き、外国人が多く済むソウルで惨事が起きれば国際問題になりかねません。ですから、事前に避難指示があるでしょう。そうなったら先制攻撃が行われる可能性が濃厚だということです。

そして開戦すれば、ソウルは壊滅、日本にも数発のミサイルが着弾し、着弾する場所やミサイルの搭載するモノ次第では壊滅的な被害を被ることになります。

もし、運良く戦火を免れたとしても終わりではありません。戦争で自国を滅ぼされた憎悪は残るからです。

戦争になれば北朝鮮国民がイスラム国化する可能性は否定できない

テロリストが生まれるのは『憎悪』が主原因です。

国際的テロリストであるイスラム国(IS)が誕生した主な原因とされるのが、米国による先制攻撃で始まった『イラク戦争』と言われています。

当時のイラク大統領サダム・フセインは独裁者だったわけですから、国民の意思で戦争が行われたのでは無いのです。国民が納得した上で行われた戦争であれば、敗戦しても「自分たちが悪かった」と思えるかも知れませんが、民意無き戦争で敗戦すれば相手を恨むしかなくなります。

しかし、イラクは戦争により崩壊するわけです。当然、イラク国民の一部には米国に対する憎悪が生まれます。そして、そのさらに極一部がイスラム国(IS)のテロリスト要員になるのです。

同じく、北朝鮮も金正恩による独裁国家です。そこに国民の意思はありません。敗戦すれば北朝鮮国民のやり場のない怒りは米国やその同盟国である日本や韓国に向けられるでしょう。

そのほとんどは「米国や日本は嫌いな国」程度で留まるとは思いますが、その中の極一部にイスラム国(IS)の様なテロリストが生まれかねないのです。

人道的にも北朝鮮難民を受け入れないといけない立場になるでしょうから、そういった新たな脅威におびやかされる可能性があるのです。ですから、戦争や武力行使による解決は避けるべきなのです。

日本人がテロリスト化する可能性もある

戦争になれば高い可能性で日本にミサイルが撃ち込まれ、多くの日本人が犠牲になります。

となると日本人が北朝鮮に対して憎悪が高まり、テロリストと化す可能性も否定できないのです。

実際、作家の百田尚樹氏は「戦争になって家族が殺されたら私はテロリストになる」などと言っていました。

つまり、戦争とは互いに加害者であり、被害者でもあるのです。

ヘイトスピーチは言葉のテロ

戦争をしただけで本当にテロリストが生まれるのか?と疑問に思う人もいるかも知れません。

しかし、これは間違いないでしょう。なぜなら、既にもっと簡単な事でテロリストまがいの人物が作り出されているからです。

それは、ヘイトスピーチ(差別発言)を繰り返す人達です。ヘイトスピーチは特定の人種に対する言葉のテロの様なものです。

ヘイトスピーチを繰り返す差別主義者(レイシスト)やネトウヨが誕生する原因は主に韓国・中国の歴史認識の違いなんですよね(「韓国人・中国人は嘘つきだから」と主張する人もいますが、差別主義者やネトウヨも嘘を付くのだからそれは通用しません)。

歴史認識の違いや、ちょっとした国民性の違い程度でヘイトスピーチが行われるのですから、戦争が原因でテロリストになるのは容易に想像が付くはずです。

武力行使はその場しのぎでしかないどころか、逆に状況を悪化させかねないのです。米国には慎重な判断をしてもらいたいです。そして、日本政府はその事を米国にしっかりと伝えるべきです。

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