政治・社会問題を素人が考える

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

*

【北朝鮮問題】日本にとって最悪の事態とは先制攻撃をして戦争が始まること

   

緊迫する北朝鮮問題で不安な毎日が続きますが、「国防の為なら先制攻撃も仕方ない」と主張する人がいます。

本当に先制攻撃が国防に繋がるのでしょうか?

私はそうは思いません。
その理由は歴史が証明しています。

アメリカはイラク戦争で先制攻撃を仕掛けたが終戦まで8年もかかった

まだ記憶に新しい2003年にアメリカの先制攻撃により始まったイラク戦争。アメリカからすれば国防の為に起こした戦争ですが、終戦まで8年もかかり多くの犠牲者を出しました

幸いにもイラク戦争の戦火はアメリカ本土には届きませんでした。その理由はアメリカ本土への攻撃手段が無かったからでしょう。

しかし、北朝鮮と戦争が起これば日本は戦火に見舞われるでしょう。イラク戦争とは前提が違って、北朝鮮は日本に届く弾道ミサイル『ノドン』やスカッドミサイルを1100基も保有しているのです。

先制攻撃して一瞬で終戦になれば、日本が攻撃されることは無いかも知れませんが、イラク戦争の様に終戦まで8年もかかれば、その間何発も日本にミサイルが撃ち込まれるわけです。

先制攻撃は日本人が最も恐れる『戦争』の勃発を意味する

今はまだ北朝鮮のミサイルが米国本土に届く可能性は高くないので、アメリカとしては先制攻撃をして脅威を取り除きたいでしょう。しかし、日本にとって先制攻撃は最悪の結末である『戦争』を引き起こすことになるのです。

戦争に勝つ、負けるは問題ではありません。戦争になる事、多くの人が死ぬ事が問題なのです。

もし戦争になってもアメリカが北朝鮮に負ける可能性は万に一つも無いでしょう。しかし、確実に多くの日本人が犠牲になります。勝てれば良いわけではないのです。

戦争になれば安保法制は本末転倒

右翼・保守の方々は『戦争をしない為の抑止力になる』という理由で安保法制を支持し、安倍政権は多数の国民の意見を聞くことなく強行採決したわけです。

それなのに「国防の為なら先制攻撃も仕方ない」という主張は本末転倒なわけです。戦争をしない為の安保法制のはずが、安保法制のせいで戦争を始めることになるわけですから。

「先制攻撃をするぞ」と脅しをかけるのは戦略の一つとしてアリですが、本当に先制攻撃をしてしまう事は絶対に避けなければならないのです。

 - 雑記 , ,