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安倍首相は北朝鮮との戦争を望むのか?「再開できる状況にない」と6カ国協議を否定

   

安倍首相は29日、訪問先の英国で記者会見を行い「挑発行動を繰り返し、非核化に向けた真摯な意思や具体的な行動を全く示していない」などと非難し、6カ国協議については「現状に鑑みれば、現時点でただちに再開できる状況にはない」と対話に否定的な意見を述べました。

中国・ロシアは6カ国協議の再開を切望するも、安倍首相は否定的

北朝鮮問題は多くの国にとって解決する必要のある重要な問題です。

中国やロシアは6カ国協議を再開し対話による解決を望んでいます。

しかし、日本の安倍首相は6カ国協議について「ただちに再開できる状況にはない」と否定的です。

正直、安倍首相のこの発言は国民の不安を煽るだけだと思います。6カ国協議の再開を否定するという事は、対話の拒絶であり、武力行使(戦争)での解決を望んていると受け取られても仕方が無いんですよね。

こういう状況だからこそ6カ国協議が必要

安倍首相は「6カ国協議が出来ないのは北朝鮮にその意思がないから」という旨の発言をしていますが、北朝鮮を取り囲んで銃口を向けている状態では6カ国協議に応じないのは当然です。一時的でも北朝鮮への圧力を弱めれば6カ国協議に応じ易くなるはずです。北朝鮮としても戦争で自国が崩壊する事だけは避けたいはずですからね。

6カ国協議で中国・ロシアが北朝鮮と米国の間を取り持てば事態の鎮静化は可能だと思います。北朝鮮が核実験をするのは米国への恐怖心が理由でしょうから、中国・ロシアが北朝鮮の保護を約束すれば行動を自粛する可能性は高まります。

安倍首相に日本国民を守る意思があるのなら「何としてでも6カ国協議を再開させる」ぐらいの事は言って欲しかったですね。

非核化よりも攻撃の意思を無くすことに重点をおくべき

日米は北朝鮮の非核化を目標にしていますが、多くを望めば失敗するでしょう。北朝鮮としても敵国の要求を全て飲むような事は簡単には出来ないはずです。それなら刺し違えても戦争を望むかも知れません。

優先すべきは今の緊張状態を解消することです。

一触即発の緊張状態が続けば、疲弊して暴発し戦争が始まりかねないわけですから、この状況は優先して解消すべきなんですよね。

非核化はあくまで最終目標。

中露米が核保有している限り、北朝鮮だけが核放棄するのはハードルが高すぎるんですよね。

だから非核化は最終目標に設定し、まずは緊張状態の緩和、攻撃の意思を無くす事を優先すべきなんです。

戦争だけは何としても回避すべき

米国が先制攻撃すれば確実に戦争が始まります。先制攻撃では全ての基地や兵器を破壊することは不可能ですし、金正恩を倒しても代わりに指揮を取る人が予め決められていたら戦争は続くわけです。

開戦すれば数発のミサイルが日本に着弾することを覚悟する必要があります。ミサイルに核や化学兵器が搭載されていたら深刻な被害は免れませんし、そうでなくても原発に直撃すれば同じことです。

運良くミサイルが日本に着弾せず終戦を迎えたとしても日本への被害は止みません。大勢の北朝鮮難民の受け入れを余儀なくされるのは間違いないでしょう。そしてごく一部の朝鮮人難民や在日朝鮮人が日本に恨みを持ちテロを起こす可能性もあります。それに応酬する日本人も出てくることでしょう。イスラム国によるテロが頻発する中東の様な状態になるかも知れないのです。

犠牲者を一人も出さない為にもあらゆる可能性を模索すべき

安倍首相は「対話のための対話はなんの解決にもつながらない」などとも言っていましたが間違っていると思います。対話のための対話であっても、まずは対話出来る環境を作る事から始めなければ何も事態は改善されないわけですから。

日本国民の犠牲を出さない為にも、「できない」と否定するのではなく、あらゆる可能性を模索すべきだと思います。

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