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トランプ入国禁止令はテロ防止どころかテロ誘発の可能性がある

   

トランプ大統領が行った特定7か国の外国人の入国禁止令。各国の首相やアップルやグーグルなど世界的な企業が批判している様に、トランプ大統領の対応は日本を含め世界的に問題視されています。

しかし、米国調査では国民の半数が入港禁止令を支持しているという結果が出ています。我々外国人の立場からすればあり得ない結果なのですが、米国に住む人達にとっては当たり前なのかも知れません。

テロに狙われやすい米国人が外国人を拒否するのは当然の心理

なぜなら、「9.11米国同時多発テロ」や「ボストンマラソン爆弾テロ」といった深刻なテロ事件が起きていて、外国人に拒否感があるのは当然だからです。

極一部の外国人が悪いとは分かっていても、国外から脅威が侵入する可能性を極力無くしたいというのは当然の心理だと思うんですよね。

だから、米国民は入国禁止令を支持したわけです。

でもそれではテロ防止どころかテロ誘発の可能性が高まる

入国禁止令でテロ防止になると考えているからこそ、米国人はトランプ大統領を支持しているわけですが、これでは逆にテロの可能性は高まると思います。

厳正なる審査をした上で入国禁止するならまだしも、特定国籍の外国人であれば永住資格を有していても問答無用で入国禁止になるのは明らかに不当であり、しかも、入国禁止になった特定7か国選ばれた明確な基準が無いんですよね。

こういった曖昧な基準で特定国籍の外国人だけを入国禁止にすれば、人種差別だと反発されるのは当たり前であって、トランプ憎し、米国難しの感情が高まるわけです。

今も世界を恐怖に陥れている世界的なテロ組織イスラム国(ISIS)も根本にあるのは欧米に対する憎悪なんですよね。つまり、入国禁止という差別を行ない憎悪を煽ればテロ防止どころかテロを引き起こしてしまうわけです。

なんなら米国は鎖国でもした方がまだマシかも知れない

こちらの記事に書いたように、トランプ大統領が入国禁止にしたのはテロリストが多い国ではなく、テロリストの被害に遭っている国なんですよね。

やるからにはテロリストが多いサウジアラビアやチュニジア、さらにはフランスあたりも入国禁止にすべきなんです(勿論それも一般人にとっては差別でしかありません)。

そもそも、イスラム国の構成員は世界中から集まっているわけですから、特定の外国人だけを入国禁止にしたところで大した効果は無いでしょう。

思い切って鎖国した方が良いかも知れません。

鎖国すれば外国からテロリストを入国させる可能性は限りなくゼロに等しくなりますし、全ての外国人を対象にした鎖国であれば差別だと思う人も限りなく少なくなるでしょう。

早期の軌道修正が必要

しかし、経済的な観点からすればあり得ないわけです。かと言って、今の様な方法で特定国籍の外国人だけを入国禁止にするのも憎悪が高まりテロを引き起こしかねません。

米国を安全にしたいのであれば、入国禁止の条件をきちんと定め、十分な審査を行った上で問題があれば入国禁止にするべきです。

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