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【熊本地震】いまさら仮設住宅の建設を検討って対応遅すぎでは?

   

21日、熊本地震の被災者の為に仮設住宅の建設を検討している事が分かりました。

熊本地震 九州5県で9000棟損壊 仮設住宅の建設検討始まる

地震から1週間が経つと言うのに、建設開始じゃなくて、”これから検討”って対応が遅いのでは?と素人ながら思いますね。

もちろん、最優するべきは救助や水や食糧などの物資ですが、仮設住宅の建設は建設業者が行うはずですから救助などと平行し出来るわけです。

「どの程度必要かまだ分からないから」は遅れの理由にならない

21日時点で、熊本県ほか4県合わせて9144棟の建物が損壊している事が既に分かっています。

勿論、この中の全員が仮設住宅を必要としているわけではありません。兄弟や親戚を頼りにする人、ある程度の損壊を我慢して住み続ける人、というように色々手段はあります。なので、9144棟もの仮設住宅を建設すれば税金の無駄遣いになってしまいます。

しかし、少なく見積もってもその内の1割は仮設住宅を必要とすると考えるのが自然です。つまり、必要数が確定していなくても先行して1,000棟ぐらい建設してしまっても無駄にはなりません。それに、建設には時間を必要としますから入居希望者全員に行き渡るまで時間がかかります。なので、震災翌日には建設開始するぐらいの事はやるべきだと思うんですよね。

震災直後に仮設住宅を建てるのは無謀?

「地震が落ち着くまで待つべき」「建てて直ぐに被災して倒壊したら意味無い」という声もありますが、これにも疑問です。

今月17日、気象庁は「今後の地震は予測できない」と説明しているんですよね。つまり、仮設住宅を建てる最良のタイミングなど無いのです。最良のタイミングがあるとするなら、「より早い時期」という事になります。それで救われる人がいるわけですからね。

二次被害で死亡相次ぐ。一刻も早い建設が望まれる

仮設住宅の建設があと少しでも早ければ死なずに済んだ人がいるかも知れないという事実を政府や自治体はよく考えるべきです。

定員オーバーで避難所に入れず止むを得なく車中泊をしている人が大勢いるわけです。そして、エコノミークラス症候群で十数名が体調不良を訴え、そのうち数名が死亡しているんですよね。

危険なのは車中泊だけではありません。エコノミークラス症候群は身動きが取れない環境で起こる症状ですから、窮屈な避難所生活でも起こる可能性は十分あります。

仮設住宅があればこういった原因で死亡する可能性はほぼ無くなるわけですよね。

命を救うという意味では仮設住宅を用意することも「救助」だと言えるでしょう。一刻も早い対応が望まれます。

政府や自治体は「財源確保がどうだ」とか言うと思いますが、本当に必要な事に使われるのであれば積極的に税金を投入してもらって構わないのです。

 

 - 雑記