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【トルコで拘束】イスラム国参加を志願した日本人男性の実名は公表すべきか?

   

イスラム国参加に志願してトルコで拘束されていた和歌山県在住の日本人男性が帰国しました。警察は任意で事情を聞くとのことです。

現時点では逮捕されることも無いみたいですが、日本の危機管理はどうなっているのかと不安になりますね。

この男性がどういう意図、真意があって志願したかによって危険度は変わりますが、イスラム国の思想・理念に共感して志願したのであれば野放しにしておくのは非常に危険です。日本国内でテロを起こす可能性は十分あるわけです。

ましてや3月29日には安保法制が施行されます。
イスラム国の一番の標的は欧米諸国です。安保法制によって日米関係がより密接になればイスラム国の銃口は当然日本にも向く可能性がかなり高まります。テロに対して武力は抑止力にならないどころか逆効果なのです(テロが活発化しているこのタイミングでの施行は相当リスクが高いのに、政府の危機管理はどうなっているのでしょうか…。最低でも延期すべきです)。

イスラム国に志願した時点で逮捕すべきだが、実名公表は避けるべき

個人的には、イスラム国に志願した時点で警察が拘束すべきだと思います。そして、確実にテロを起こさないと確信があるまで釈放すべきではないと思います。

でも、今の日本の法律ではテロリストに志願したぐらいでは逮捕されないどころか”任意で事情を聞くだけ”なんですよね。これは、あまりにも日本がテロに対する危機意識が欠けている何よりもの証拠です。これこそ一刻も早い法改正が必要でしょう。

また、世論の大半は「犯人の実名を公表すべき」という風潮にあるかと思います。しかし、今の日本の法律では実名公表はリスクが高すぎると思います。

24時間365日監視下に置かれるのであれば実名公表もアリだと思います。

しかし、今の日本では仮に逮捕されたとしても大した罪にはならないでしょう(この男性とは逆パターンで「イスラム国を挑発し日本でテロを起こす様に仕向けた」のであれば最も重い罪である「外患誘致罪」で死刑だと思いますが)。

逮捕されていない状態で実名と顔が公表されれば、すぐさま住所も特定されるでしょう。そして、その男性の自宅に相当な嫌がらせが起こるわけです。

となると何が起こるか?

テロです。

嫌がらせで憎悪が膨らめばテロの口実が出来上がるわけです。

だから実名公表はすべきではないのです。

批判よりも説得することが大切

テロを一般的な事件に例えるなら「強盗殺人犯が人質をとっている状態」です。

この状態で犯人を批判したり挑発する警官はいません。その理由は言うまでもなく「最悪のケースが起こる可能性が高いから」です。

むしろ取るべき行動は逆で、相手の事情を知り、相手の立場になって考え、説得することです。

テロ志願者を恒久的に拘束できる仕組みが出来ていない現状では、テロを起こさせないように説得すべきであり、ネット住民がこの男性に対してやっている中傷や暴言は控えるべきです。

テロが起こる原因はテロリストだけにあるのではありません。私たち一般人一人ひとりの行動が憎悪を生み出し、テロの原因になっていることを自覚しなければなりません。

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