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そもそも安保法制が無ければ中国・北朝鮮が戦争を仕掛けてくる可能性があるのか?

   

安保法制賛成派の主張の1つに「中国や北朝鮮が戦争(攻撃)を仕掛けて来たらどうするの?」というものがあります。

日本への攻撃があれば個別的自衛権で対応可能です。

しかし、北朝鮮はともかく中国の軍事規模は日本を上回りますから全面戦争になれば太刀打ちできません。仮に安保法制を施行したところで本当にアメリカが協力してくれるかは分かりませんし、協力してくれたとしても中国軍を上回る程の支援は期待できないでしょう。なぜならアメリカが中国と全面戦争をするメリットが無いからです。つまり、安保法制が有ろうと無かろうと戦争が起きれば甚大な被害は免れないということです。

そもそも、本当に中国・北朝鮮が日本に対して戦争を仕掛けてくるのか?ということを今回は考察してみます。

今の日本に対して中国・北朝鮮が戦争を仕掛けるメリットが無い

まず、中国について。
中国が日本に対して戦争を仕掛けるメリットがあると思いますか?

尖閣諸島を奪う為、
日本本土を侵略する為に戦争をする?

そんなことはあり得ません。
なぜなら中国にはリスク・デメリットしかないからです。

今や中国は経済大国です。
冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の中国メーカー「ハイアール」は世界一のシェアです。スマートフォンメーカーの「シャオミ」も世界トップクラスに急成長しました。

もし、中国が日本に対して正当な理由なく戦争を仕掛ければ、中国は「テロ国家」と称され、これらの企業は各国から撤退を余儀なくされます。大国との貿易も全面的にストップする可能性もあります。

つまり、圧倒的な経済的な損失を被るわけです。中国が日本に対して戦争を仕掛けるメリットが無いことは明白です。

続いて北朝鮮。

そもそも北朝鮮は日本に関心がありません。
何故ならアメリカの脅威と休戦状態である韓国のことで手一杯だからです。

それに戦争を仕掛ける理由もありません。

安保法制では北朝鮮の核実験、ミサイル実験を抑止出来ない

日本にとっての北朝鮮の脅威は戦争が起こることではなく、核実験・ミサイル実験そのものなんです。なぜなら、実験に失敗してミサイルが暴発した場合、日本に落下してくる可能性があるからです。

でも、それは安保法制は防げません。
何故なら安保法制は日本に対する直接的な攻撃を抑止する為のものだからです。北朝鮮からすれば「日本を攻撃する為に開発していいるわけでは無いので、自国で実験をする分には安保法制など知ったことではない」のです。

日本が脅威になった瞬間、戦争が起こる可能性が一気に高まる

安保法制が施行され、もし、中国や北朝鮮が「日本が先制攻撃してくるかもしれない」と日本を脅威に感じることがあれば、戦争を仕掛けてくる可能性一気に高まります。

なぜなら、アメリカが「イラクが核を持っているかも知れない」と脅威を感じたことが、イラク戦争の引き金になったからです。歴史が証明しているわけです。だから、安保法制が戦争の引き金になることもあり得るわけです。

とはいえ、安保法制により米軍の恩恵を受けられる可能性が高まるというメリットがあることも確かです。

重要なのは安保法制を施行しても中国や北朝鮮に対し敵対姿勢を見せないことです。外交で両国の関係を良好に保つことが一番の抑止力になります。

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