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北朝鮮への制裁は逆効果。暴走を食い止める方法

   

北朝鮮のミサイル発射実験によって、北朝鮮への制裁が厳しく行われていますが、むしろ逆効果という感じで発射実験が繰り返し行われています。

「より厳しい制裁が必要だ」という人も多いですが、北朝鮮には逆効果でしょう。

もちろん一般論をいえば、違反行為に対して罰を与えるということは当然のことですが、それで改善しないことが分かっているわけですから、手段を変えなければなりません

北朝鮮がミサイル開発・実験を続ける理由を考えれば制裁が逆効果なのは明白

北朝鮮がミサイル開発・実験を繰り返す理由は以下の3点だと私は考えます。

  1. 軍事力をアピールすることでアメリカと対等な関係へ
  2. 北朝鮮を敵視する国への抑止力
  3. 軍事ビジネス目的

1. 軍事力をアピールすることでアメリカと対等な関係へ

まず1つが世間的に良く言われている「アメリカと対等な関係になる」ということですね。

言うまでもなくアメリカは世界のリーダー的な国です。そのアメリカと対等な関係になれば、あらゆる交渉が上手くいくようになり、経済面も劇的に改善され貧困に苦しむ市民もだいぶ減るはずです。

だから多少の反発があってもミサイル開発を止めたくないわけです。

2. 北朝鮮を敵視する国への抑止力

アメリカや日本、韓国などの国が北朝鮮を敵視しています。アメリカは強大な力を有していますし、日本や韓国は地理的に非常に近い国であり、しかもアメリカと同盟関係にある国です。

当然、北朝鮮はその状況を恐れ、万が一の事態に備える為に軍事力を強化し抑止力を高めるわけです(安保法制が必要だとして強行採決する日本と同じ理屈です)。

世界的に見て敵が少ない平和な国である日本ですら軍事力の必要性が騒がれているわけです。日本以上に危機的状況に置かれている北朝鮮が何もしないわけにはいきませんよね。

3. 軍事ビジネス目的

軍事ビジネスといえばアメリカが有名で、軍事企業売上高ランキング上位はアメリカがほぼ独占している状況です(参考)。

圧倒的なシェアを持っているアメリカですが、誰彼構わず販売しているわけではありません(反米勢力に武器を売れば自殺行為ですからね)。

そこで北朝鮮の登場です。

アメリカやその他先進国が顧客にしない相手に対し販売するわけです。いわゆる隙間産業というものですね。

北朝鮮の貧困状況は最悪ですからミサイル開発は止めるにやめられない状況なのだと思います。

北朝鮮がミサイル開発をしなくて済む状況を作ることが大切

各国が制裁を強めるほどに北朝鮮は追い込まれ自国を守ろうと軍事力を強化します。そして貧困に苦しむ状況を打開するために、軍事兵器の輸出をより一層行わざるを得ない状況になるわけです。

これは誰も望んでいない状況ですよね?
だったら逆の事をしたら良いのです。

制裁を加えず、北朝鮮との国交を築き、敵対心を無くす。

そうすれば北朝鮮がミサイルを開発する必要性が薄れていきます。

日本人からすれば信じられない事かも知れませんが、世界のほとんどの国が北朝鮮と国交があるんですよね(参考

国交があればそれが自体が抑止力になりますし、拉致被害者問題などの交渉にも有利に働きます。

仮に北朝鮮のミサイル開発が継続しても、敵対しなければ日本に撃ち込まれるリスクはほとんどありません。

重要なのは北朝鮮に制裁を加え追い込む事ではなく、敵対心を無くすことです。

制裁を加えて大部分の軍事力を奪うことに成功しても、暴走してたった1発の核ミサイルが日本の中心部や原発に撃ち込まれれば終わりですよね。もし、全ての武力を奪うことに成功しても、敵対心が残っていれば、脅威になる時は必ず来ます。

抑止力は根本的な解決にはなりません。敵対心を根絶させることが平和維持には欠かせないのです。

 

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