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会社員ではない右翼・保守活動家の言葉を信用してはいけない理由

   

愛国心により韓国や中国に対して批判や抗議活動を行う、右翼・保守と呼ばれる存在が日本に存在することをご存知でしょうか?

右翼・保守と一言にいっても程度は様々です。個人的には韓国・中国人は好きだけど政治的には嫌いな人、何が何でも韓国・中国は受け入れないという人、韓国・中国人に対してなら何を言っても良いとヘイトスピーチ(差別発言)を繰り返す人など色々です。

中には書籍を執筆・出版する右翼・保守もいます。韓国に対しての批判や差別的な表現が書かれた「嫌韓本」や、日本がどれだけ優れた国なのかが書かれた「愛国本」などです。

基本的に書籍を執筆・出版する右翼・保守は過激派思考が多いように感じます。中でも有名なのが在特会の元会長である桜井誠氏です(ちなみに在特会とは在日韓国・朝鮮人に対して「死ね」「殺せ」などとヘイトスピーチを行うことで有名な団体です)。

嫌韓はビジネスである

桜井氏は橋下徹大阪市長と会談(とは言えない粗末なものでしたが)したことでも有名で、会談の際、著書「大嫌韓時代」をあからさまに宣伝していましたね。最初から会談など本気でするつもりは無く、著書の宣伝が本当の目的なのではと思いました。つまり売名の為に橋下徹大阪市長を利用したのだと私は推測します。

何も意味も無く「宣伝目的」だとか「売名」だとか言っているわけではありません。明確な根拠があります。

桜井氏はヘイトスピーチ団体の代表としてテレビなどのメディアで取り上げられたり、逮捕歴もあったりとなにかと有名な人です。となると、今後は真っ当な企業に就職することは難しいわけです(実際、在特会は無職が多いです)。自分の腕一本で稼ぐしかありません。しかし、腕一本で稼ぐといっても一般人のように飲食店をやることも出来ませんから(ヘイトスピーチ団体の代表の店など普通は利用したくありません)、「支持者」を相手に商売するしかありません。それが「嫌韓本」の執筆・出版なんです。

ここまで書けば記事のタイトルでもある「会社員ではない右翼・保守活動家の言葉を信用してはいけない理由」が何となく分かってきたのではないでしょうか?

真実よりも「儲け」が最優先。だから起こりえる事実がある

つまり、会社員ではない右翼・保守活動家にとって書籍の執筆・出版であったり、講演などは唯一の収入源なわけです。顔バレして社会復帰出来ない状況なら、必死に嫌韓・愛国ビジネスに専念するしかありません。

しかし、嫌韓・愛国感情は永遠に続くものでは無いんです。韓国が問題行動を起こさなければ嫌韓感情に火は付きませんし、もし、完全に和解してしまえば嫌韓・愛国ビジネスは廃業です。現に韓流ブームが下火になったこともあり、嫌韓感情を露にする人は減ったように感じます。

そんなこと言ってもヘイトスピーチのような”前科”がある彼らが社会復帰するのは困難なわけですから、生活の為にもなんとか「支持者」を利用して稼がなければなりません。そこで彼らが取る行動が「嘘」や「捏造」あるいは「偏向」を駆使して話を盛るということなんです。

嫌韓本や嫌韓サイトなどに書かれている情報のほとんどは、事実確認されていないことだったり、そもそも嘘だったり(ヘイトスピーチのネタになる【在日特権】はデマだと在特会広報局長の米田隆司氏が認めている)、また事実であっても”都合の良い部分だけ”を拡散したりとそんな感じなんですよね。

しかし、嫌韓脳になっている人達にとっては真実かどうかは関係ありません。ネットを見れば分かるように「不確かな情報」や「誤った情報」が平然と拡散されているわけです。自分にとって都合が良ければいいのです。だから、嫌韓・愛国ビジネスも同じように嫌韓脳な人達が喜ぶ内容を”創作”するわけです。

嫌韓本では真実は学べない

はっきり言って多くの嫌韓本は金儲けの為に嫌韓派やネトウヨに媚びてるだけで資料的な価値はありません(偏った思想の持ち主からは真実は学べません)。書かれている内容もネット上に存在する嘘か本当かも分からない情報ばかりです。本気で真実を学びたければ可能な限り一次資料なり歴史学者らの文献を読みましょう

上記の書籍は日韓双方の研究者や教員が10年がかりで作り上げた教本です。歴史は見る角度によって姿を変えます。日本側だけから見るよりも、日本と韓国の両面から見たほうがより真実に近づくはずです。

ちなみにこの桜井氏の著書「大嫌韓時代」のレビューがあからさまに高評価ですが、「感化」された人が書いたのでしょうね(社会ブームになった妖怪ウォッチよりもレビュー件数多かったりして色々とだいぶ「不自然」ですけど)。

何故、マスコミの情報には「捏造」だと気付けるのに、こういった右翼・保守活動家の言葉には妄信的なんでしょうね。裏付け取れてない内容ばかりなのに。。。

本書では対馬を訪れる韓国人のマナーの悪さを指摘していますが、ヘイトスピーチという最低のマナーをやっておいて、全く持って説得力が無いんですよね。そもそも、これは韓国に限った話ではありません。日本人だって海外のマナーを知らずに知らぬ間にマナー違反することは珍しくありませんよね。これは互いにその都度学習していくしかないでしょう。

おわりに

嫌韓本にもそれなりに事実は書かれているのは確かですが、”嫌”韓本というように主たるべきは思想の植え付けなんですよね。先ほども言ったように嫌韓脳には真実かどうかは関係ありません。思想を植え付け嫌韓脳を作れば、ヘイトスピーチにしろ、嫌韓ビジネスにしろ意のままにコントロール出来てしまうわけです。

まんまと乗せられヘイトスピーチを平然と行うような人間になったら後悔するのはあなたです。よく考えて行動しましょう。

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