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時にはマスコミの偏向報道が必要である理由

      2015/07/20

韓流ブーム以降だろうか、マスコミの捏造・偏向報道が騒がれるようになったのは。正しい情報を求めるのは国民心理として当然のことだ。なので、捏造つまり嘘を流すのは許される事ではない。しかし、偏向は別だ。偏向報道は時には必要なこともあると私は思っている。政府がまともに機能していれば偏向は必要ないが、今のように暴走している場合は国のバランスを取る為に必要だと私は考える。

民意を問わない、説明責任を果たさない、暴走する安倍政権

安倍政権になってから自民党はメディアに対して「公平に」と圧力をかけたり、テレビ朝日やNHKの幹部を呼び出し指導したりと行き過ぎた対応を問題視する声は多い。

無論、基本は自民党が言うような「公平」な報道をすることが理想ではあるが、時には型から外れることも必要だ。なぜなら、マスコミには政府の暴走を抑止する役割もあるからだ。

日本は民主主義国家であり国民の意思が政治に反映されるということになっているが、それは建前上の話だ。安倍政権を見れば分かるように、民意は問わないわ説明責任は果たさないわで酷い有様であることは政治に関心がある人ならご存知だろう。いわば独裁状態なのである。つまり、政府の強大な力の前では民意は足元にも及ばないのである。

そこで、必要になるのがマスコミなのだ。マスコミの発信力は絶大だ。例えばテレビ番組で「トマトが健康に良い」と特集すれば翌日にはトマトが売り切れるのだ。また、政治家の汚職を報道すれば政治家は失脚する。それぐらい大きな力を持っているのだ。つまり、政府とまともに戦える唯一の存在が存在がマスコミなのである。

マスコミの偏向報道が必要である理由

暴走した安倍政権が主張する「公平」というのは公平ではないのはこれまで述べたことから察してもらえるだろう。つまり、安倍政権が意図する「公平」な報道をすることは、安倍政権の肩を持つということになるのだ。

政府に対抗できる唯一の機関であるマスコミが政府の肩を持つのはとてつもなく危険なことなのだ。だから、時には暴走する政権を抑止する為に偏向報道が必要なのである。そうやって日本のパワーバランスは保たれているのだ。

しかし、テレ朝やNHK幹部が呼び出される騒動があった頃ぐらいから、マスコミは安倍政権に同調している傾向にあると感じる。それもそのはず、権力を持っているのは政府だからだ。「これ以上、我々に不利になる報道をすれば報道できなくさせるぞ」と脅しをかけることも出来るわけだ。おそらくテレ朝とNHKの幹部はそういう脅しをかけられたのだろう。それなら安倍政権に同調し始めたことに説明が付く。

となるとやはり最終的には民意が重要になってくる。先ほど、「民意は政府に及ばない」と述べたが、それは政治に関心のある人が少ない為だ。多くの国民が政治に関心を持つようになれば民意こそが暴走する政権への最大の対抗手段となるはずだ。

P.S.

最近では安全保障関連法案や集団的自衛権行使について党内外の多くの人が「違憲」だとしているのにもかかわらず、安倍首相および取り巻きは無茶苦茶な理論を振りかざし「合憲」だと言い張り、強行しようとしているわけだ。これに限らず数多くの暴挙を働いてきた安倍政権を批判する事は本来であれば偏向とは言わない(しかし、何故か安倍政権および安倍支持派は偏向だと言い張るのだ)。

P.P.S.

「マスコミは公平に報道しろ」と声を荒げる一部の安倍支持派の人達は、フジ産経新聞を熱烈に支持しているが、それこそ政権にベッタリな偏向記事盛り沢山の内容なのに、それはスルーなのだろうか?結局の所、「公平に」という主張する人は「不公平」を求めているのだ。

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