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政府による国歌斉唱の強制が間違っている1つの理由

      2015/07/20

先日、文部科学相が国立大学に国歌斉唱を要請した事が問題になっている。政府は「あくまで要請で強制ではない」と言っているが、実質的は圧力であり強制に近いものだ。

「公務員なんだから、日本人なんだから歌って当然」という声が多いように思うが、果たして本当に「強制」するべきものなのか?私は強制すべきではないと思う。それには明確な理由がある。

それは今の日本が誇れる国ではないからだ。

政府や国民に不祥事が目立つ現在の日本

タイムリーな話題を挙げよう。先日、安倍首相が集団的自衛権を合憲だと強調した。憲法学者も国民も大半が違憲(憲法違反)だと主張しているのもかかわらずだ。これは解釈の違いで済む話ではない。安倍首相は筋の通った説明も一切せず、ただただ合憲と言い張っているのが現状なのだ。これに限らず過去にも数々の無責任な発言・行動を繰り返してきている。

また、安倍首相・安倍政権に限らず多くの政治家が不祥事を起こしている。小渕優子、野々村竜太郎、上西小百合などの不祥事が記憶に新しい。権力に溺れ国民の税金を好き放題使うようなロクでも無い議員がとにかく目立つ。

さらに国民にも問題がある。現在進行形で問題なのが数々のヘイトスピーチ。罪の無い人達に対しての差別行為が当たり前のように行われている現状がある。そして、先日のISIS(イスラム国)問題でツイッターでテロリストを挑発し人質を追い詰めた愚かな人間も山ほどいる。

これは極一部だ。日本には反省すべき点が山ほどあるのだ。

誇れないモノを強制すれば反発を生むだけ

国歌の歌詞は日本を賛美するようなモノでは無いので、それ自体は国歌斉唱の強制を反対する理由にはならない。

問題なのは「強制する人達」だ。そういう人達に限って、日本の欠点に目を背けて、日本を賛美し、他国を見下す。必ずしもそういう人ばかりではないがその傾向は強いように見受けられる。

自身の過ちを棚に上げ、自らを賛美する人達に国歌斉唱を強制されれば、「あなた達のような人がいるから国歌を歌いたくないんだ!」と反発を買うのは当然だ。

税金で学校が成り立っているから国歌斉唱は当然?

「国立大学は国民の税金で成り立っているのだから国歌斉唱は当然」という声も多い。冷静に考えてこの考えはおかしい。

なぜなら、税金を納めているのは”愛国者”だけではないからだ。愛国者から見て「反日」「売国奴」の人達も税金を収めているのだ。逆に、自称愛国者が無職で税金未納というケースも珍しくない。

なので税金云々で国歌斉唱を強制するのは間違いだろう。むしろ、税金を無駄遣いしてばかりの政治家に文句を言いたい。

国が変われば国歌を自然に受け入れられるはず

強制して「君が代」を歌わせて何の意味があるのだろうか? 愛国心が増す? いや、そんな訳が無い。嫌なものを強制されれば嫌悪しか生まない。 それに無理やり愛国心を植え付けるのは洗脳でしかない。

国歌斉唱を拒む人は国歌が嫌いなわけではない。「誇れない」今の日本を棚上げして賛美したくないだけなのだ。

政府がこのような要請を出す事自体が馬鹿げている。賛成・反対問わず。政府がやるべきことはそんな事よりも、数々の過ちを教訓に国を良くしていく事だ。日本が誇れる国になれば強制などしなくても自然と国歌が浸透していくはずだ。

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