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期限切れ鶏肉問題は全ての飲食店でありうること。マックだけの問題ではない

      2015/11/06

マクドナルドが先日の中国産期限切れ鶏肉問題の対応としてホームページにQ&Aを掲載したことがニュースとなっています。中国から輸入していた鶏肉はタイ産に切り替え「調達先のタイの工場を担当者が毎月訪ね、現地確認していく」と明らかにしました。

マックが公式サイトに品質管理Q&Aサイトを設置 期限切れ鶏肉問題の対応で

本当の安全性を確保するなら製造工程は全て監視しなければならない

以前、当ブログでも記事を書きましたが中国に限らず、どこから輸入しても、さらには国産であっても同じリスクはあるんですよね。記事によると毎月担当がタイの工場に訪問し確認すると書かれていますが、月1程度では不十分です。駐在して常時目を光らせていないと駄目だと思います。日本人でも人の目がなければ手を抜く人はいくらでもいますからね。

また、たまたま今回は鶏肉が問題になりましたが、ハンバーグのパティに使われる牛肉や野菜など全ての食材にそういった可能性が潜んでいます。アメリカだから安全ってわけじゃないんです(そもそも今回の事件を起こしたのは米国企業の子会社)。

マックで起きた事件は全ての飲食店で起こる可能性がある

今回の問題はたまたまマクドナルドにスポットが当てられただけで、マクドナルドだけの問題ではないことをご存知でしょうか?飲食店の全てにその可能性があるんです。

「全ての食材国産使用!」などとうたっているでもない限りはどの飲食店で輸入食材の一つや二つ使っています。しかし、それは構わないことです。問題なのは先ほども書いた「駐在して監視できているか」ということです。ほとんどの企業はマクドナルドより予算が少ないわけですから、生産工場に人員配備する余裕なんてないと思うんですよね(一人で済めばよいですがそれじゃ目が行き届かない)。小規模な企業なんてまず無理でしょう。

国産使用を売りにしているところも、仕入先をどこまで信用できるか分かりません。よく飲食店に取引先の牧場や農家の写真が掲載されていますが、ああいうのがあれば責任の所在を明らかにできるので不正を働きにくくなりますが、単純に宣伝目的の場合もありますからね。

また、高級店であれば「安心でしょ」と思う人もいると思いますが、数年前に高級料亭の船場吉兆でも期限切れ商品や残飯を再利用したり産地偽装したりしているわけです。また、つい最近各地の高級ホテルやディズニーで起きた「食品産地偽装問題」だってありますよね。

おわりに

これらの問題はたまたま今目立っていますが、数十年も昔から起きている問題です。根本的な解決というのは難しいと思います。

期限切れ食材を口に入れるのは抵抗がありますが、「期限切れ」というのはあくまで表示上の問題であり品質には問題無い場合も多いわけです。逆に期限内であっても腐敗していたりカビていたりすることもあるわけです。

つまり、表示にばかり着目するのではなく「自分の味覚を信じる」ことが重要です。そもそも賞味期限なんてものはたかだか30年前に出来たものですからね。

 

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