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【お遍路差別】韓国人が気持ち悪いシールを貼る→実は親切心でした

      2014/08/14

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この記事を投稿してから結構加筆修正している為、この記事の要点のみを最初にお話します。また、Yahoo知恵袋にも晒されていますが、その時点の内容からも多少変わっています。

この記事の要点は以下のとおりです。

  • いかなる理由があっても差別的な発言、それを正当化するような発言は許されない
  • 誤りがあるなら指摘すればいいだけ。差別的な要素を含める必要性はない
  • 崔象喜さんは日韓友好の架け橋として日本の良さを韓国に広めるためにシールを貼った。また、お遍路初心者の外国人や一人でお遍路が難しい女性・高齢者の為でもある
  • シールは霊場会が公認している。景観をそこなうと思うのであれば霊場会に相談するべき
  • 一部標識に誤りがあったが2013年に指摘を受け改善済みである。禁止されている箇所に貼ってしまったことについても2013年に謝罪済み
  • 人には誰しも悪い面、良い面がある。失敗もする。悪い面ばかりを見ていたら対立を深めるだけ。良い面にも目を向けるべき
  • ハングル以外にもさまざまな言語での案内が貼られているのが現状で香川県は統一のサインを検討

以下本文になります。


近頃、ネトウヨや嫌韓の人による人種差別や誹謗中傷が目に付きますが、先日、悲しくなるようなニュースが報じられました。

お遍路に外国人排除の紙 徳島の巡礼者休憩所 霊場会「差別許されない」

徳島県吉野川市川島町川島にあり、四国遍路の巡礼者が利用する休憩所に「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」と印字し、外国人排除を訴える紙が貼られていたことが9日、分かった。

貼り紙は「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、四国中に貼り回っています。『日本の遍路道』を守る為、見つけ次第、はがしましょう」とも記載。「日本の遍路道を守ろう会」の名があった。

一見すると韓国人(朝鮮人)が嫌がらせ目的でそのようなシールを貼っていて、それに対しての貼り紙なのかと思ったらどうやら違うようです。

日本の魅力を韓国に広めたい一心でやったことだった

札所の寺院で組織する四国八十八ヶ所霊場会が先達として公認した韓国人の崔象喜さんが、日本のお遍路の魅力を知ってもらいたい、巡礼に訪れる外国人や一人ではお遍路が難しい女性・高齢者の助けになりたい一心で道順を表すシールを貼ったとのことです。

「ハングルじゃ韓国人しかわからないだろ」という意見がありますが、ハングルで書かれた部分は「お遍路さんを応援します」という内容でオマケ的な扱いです。あくまでもイラストと矢印がメインである為、誰が見てもお遍路さんの為の標識と理解できるものとなっています。

「お遍路」韓国に広がれ 崔さん、道沿いに案内シール 

この貼り紙を貼った人が韓国語がわからず嫌がらせに違いないと思い込んでいたとしても、自身の礼儀知らずな貼り紙のことは棚に上げて他者を蔑むのはいかがなものかと思います。

「差別ではない。迷惑なシールを剥がすように当然のことを言っただけ」という主張もありますが、「礼儀知らず名朝鮮人」、「気持ち悪い」といった言葉は差別・侮辱的なものです。それを「当然のこと」と考えるのはあまりにモラルが欠落しています。
そういった発言をしている人は差別と認識した上で言っているのでしょうか?それとも差別をしている自覚が無いのでしょうか?いずれにしろ、こういったモラルの無さが韓国人の感情を逆撫でするのではないでしょうか。差別と認識しての

迷惑している人がいる、法に反しているならそう言えばいいだけの話であって、差別的な要素を含める必要性など無いはずです。そのような発言をした結果自らの首を絞めることになったわけですから。

「道順がデタラメ」だとか「苦情が殺到している」という情報が見受けられますが、情報の出所を辿ってみると、どうみても個人運営のニュースサイトなんですよね。ですので、この件に関しては事実ではない能性あります。しかし、道順がデタラメというのは危険につながるので事実確認が必要です(先達として公認された人が貼ったものですからデタラメとは考えにくいですが)この件は2013年に問題になりましたが現在は改善されているとのことです。

また、「公認されているとはいえ景観を損ねるし、公共物にシールを貼るのはどうなの?」という意見がありますが、確かにそれは一理ありますが今回のように差別的な伝え方をするのではなく、日本でのルールを教えてあげれば良いだけのことです。崔象喜さんは日本人以上に日本が好きなくらいですから言えばわかってくれる筈です。そもそも四国八十八ヶ所霊場会が公認しているので、崔象喜さんはきちんと許可をもらっているという認識なのでしょう。苦情を言うなら公認した四国八十八ヶ所霊場会に言うべきではないでしょうか。追記:一部禁止箇所に貼られたものもありましたが2013年8月に謝罪済みとのことです。

また、四国遍路の住職さんは寛容なのに明らかにお遍路とは無縁のような人ばかりが声を荒げているのには疑問に感じます。

偏見は足枷でしかない。捨てるべき

ことの全容を知った上でもネット上では誹謗中傷を行う人が多く見受けられます。
日韓関係改善の為に献身的に頑張っている人をどういう理由で蔑み虐げることが出来るのでしょうか。同じ日本人として恥ずかしく思います。

ネット上では韓国人の悪い面ばかりが拡散されている為、「韓国人は悪いヤツに違いない」という偏見が刷り込まれてしまっている人が増えているのではないかと感じます。
これは韓国の反日教育と同じようなもので、「旧日本軍は酷いやつらだ」と教えているから「現在の日本人もそうに違いない」と偏見の目で日本人を見る韓国人が多いのではないでしょうか。

結果より過程を注目するべき

崔象喜さんの活動を迷惑に思った人が少なからずいることは事実ですが、こういった活動に至った経緯を知れば頭ごなしに否定することは出来ないはずです。「日本に好意を持っていて、それを韓国に広めたい」という一心で活動してくれたら単純に嬉しいと感じるのが普通ですよね。結果だけを見て否定するというのは仕事や教育で例えるなら典型的な駄目な上司・親です。結果だけを求めれば努力もせず不正する者も出てくるわけです(上司が部下の手柄を横取りしたり、試験のカンニングなど)。過程を評価した上で間違いを指摘することが大切です。

人間誰しも良い面、悪い面を持っているわけです。悪い面だけを見れば誰でも悪人になります。それでは対立が深まるばかりです。政治問題は別として、両国の今後を考えるなら相手の良い面を見るように心がけるべきです。

追記:
差別的な貼り紙をした人物を県警が軽犯罪法違反容疑で捜査しているとのことです。また、崔象喜さんが貼ったシールに関しては警察は特に動いていないので実は全て許可を取っているもしくは容認されたということではないかと思います徳島県の屋外広告条例では道標、道案内は広告規制の対象外になっているとのことです。しかし、一部禁止物件にも貼られているとの情報もあるのでそれは改善すべきです。また、お遍路開創1200年記念ということで霊場会が外国人訪問者の為に促進しているのではという見方もあるようです。
こちらの最新のニュースによると無許可でシールを貼ってしまった箇所があるとして2013年8月に謝罪したとのことです。「お遍路の日本語案内が貼られていたため禁止されているとは思わなかった」とのこと。また、禁止箇所に貼られたシールが残っている可能性もあるので、もし見かけたら剥がすなり警察・霊場会に相談しましょう。

また、崔象喜さんが貼ったハングルの案内以外にもさまざまな言語での案内が貼られているのが現状である為、香川県の文化振興課によると、世界遺産登録に備えて統一サインを作ることを現在協議しているとのこと。

ネット上では真相も知らず一方的に韓国人が悪いという誤った情報が広まっています。無意味に反韓、反日感情を広めるだけです。そういった事態に避けるべきです。この記事に共感していただける方は拡散して頂けますと幸いです。

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