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【旅客船沈没】福島原発と類似性。韓国政府と国民の考えに大きな隔たりを感じる

      2015/11/06

韓国の旅客船が16日、珍島付近で沈没したという事故がありましたが今もなお捜索が続いている模様です。旅客船底部のエアポケットによって生存者がいるはずとされていますがタイムリミットは刻々と近づいています。日本・アメリカ・中国などが支援を申し出ていますがいずれも辞退しているようです。

福島原発問題との類似性。何故一刻を争う事態なのに支援を断るのか

この件に関して最初は反日思想が原因なのかと思ったら、今日付けのニュースでは米国・中国の支援申し出も辞退したとのことなので、今後の外交面での影響を考えての決断だったのではないかと思いますが、国民にとってはたまったものじゃないですよね。

このことは政治家にとっては国民の命よりも国・政府の体面が大切だということを表しています。敵対する国が多い国ほど弱みを見せることは命取りになると思うので自力で解決したいという気持ちも分からなくもないですが、どの国であっても国民の大多数は国の体面よりも人命を優先するはずです。

海外への支援要請といった政府や企業の決断力の遅さや情報隠蔽体質など東日本大震災での福島原発問題と類似しているんですよね(日本はアメリカの技術支援を一旦断っている)。こういったトラブルに慣れていないのでしょうか。アメリカあたりだとドンパチ常にやってるイメージなのでそういう対応は早そうなイメージです。

いずれにしろこういった大規模な事故はいつかは起こるものです。有事を想定して「このケースならばどこに支援を要請するか」などあらかじめ決めておくべきだと思います。秒刻みで救える命が変わってくるわけですから「考える時間」は極力減らす必要があります。

「まだ生きている」と船内からのメールは嘘だった。しかし、これには意味があるのでは?

そして、船内に取り残されている高校生からメッセージが届いたと報道がありましたが、どうやら嘘だったようです。

「船内にいる子どもから携帯電話のメッセージが届いた」と訴えた。取材に応じた家族によると、同日午後10時40分ごろ、船内に取り残されたという生徒から兄に携帯電話の文字メッセージが届いたという。生存者がおり、救出を求める内容で、「今ここは船の中、何も見えない。男子数人と女の子が泣いている。まだ私は死んでいない」と記されていたという。

不明生徒の家族「沈没船から携帯メッセージ」 韓国

日本のネットの一部ではこの件に対して批判をしていますが、普通に考えればいち早く救出して欲しい一心でついた優しい嘘なのは明白ではないでしょうか。

救出を待っている人は水没・暗闇・飢えの恐怖と常に戦っているわけです。何とかして一刻も早く救出してあげたいと思い、そういう行動に出るのも頷けます。

もし、このメールをした人物は違う意図だったとしても、結果的には捜索を後押しする内容なので被害者遺族にとってもありがたいはずです。それに捜索打ち切りでもされたらたまったものじゃないわけです。

終わりに

他国に支援を求めることにどこまでデメリットがあるのか分かりませんが、頼らないといけない場合は頼って欲しいですね。政治家の考えを国民に押し付けるのは良くないと思います。国民あっての国ですからね。

また、乗客を置いて先に逃げたとして船長が批判されている一方で、乗務員のパク・チヨンさんは言葉通り「命をかけて」脱出の手助けをしたことで追悼コメントが殺到しているようです。

命をかけて救助!22才女性乗務員に追悼コメントが殺到 韓国旅客船沈没事故

船長とパク・チヨンさんを比較すると船長がものすごく悪い人かのように感じてしまいますが、「死にそうな状況であれば」誰しも船長のような行動をする可能性はあるはずなので一方的に批判できません。プロとしては失格だと思いますが、死が身近に迫っている時に冷静でいることは難しいはずです。

より多くの方が救出されることを願います。

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