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日本が中国・韓国のようなパクリ大国だったことを知らない世代がいることに時代の流れを感じる

      2014/09/21

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ネットの書き込みを見ていると、「中国・韓国はパクり国家だ」とよく批判されていますが、確かにその通りです。しかし、それは日本にも当てはまることです。

ちなみに上記の写真、左が米国の「Dodge coronet RT」、右が日本の「日産スカイラインGTR」です。米国のほうがスポーティで日本のほうは昭和レトロな印象がありますが、フロントマスクの造型は間違いなく参考にしているでしょう。今ではGTRといえば世界的に有名なブランドです。そんなGTRも最初は模倣から始まったんですよね。

日本車 外車そっくりさん!Japan car was based on Western car

パクりは経済発展には必要不可欠

自動車産業は今では日本の主要産業ですが、現在でも欧米の真似は珍しくありません。日本が世界に誇る自動車産業といっても、ステータスの高い人が乗る車や憧れの車は外車であるケースがほとんどです。フェラーリ、ポルシェ、ベンツ、ハマー、ランボルギーニなどなど。ある意味憧れがあったからこそ日本の自動車産業はここまで発展できたのではないかと思います。

これは韓国のサムスンにも共通することで、IT分野で発展が目覚しかった日本に憧れを持っていたからこそ、世界一の企業にまで上り詰めたのだと思います。日本車にだいぶ劣ると言われていたヒュンダイ自動車も最近は品質が向上してきて積極的に売り出していますしね。

余談ですが、私の愛車日産シルビアですが、これも初期の製品はランチア・フルヴィアのパクりで、名前も「fulvia」、「silvia」と模してますね。やってくれるな日産・・・w

まさかあのキャラクターまで!昭和初期はあらゆるものがパクりだった

日本が欧米からパクっていたのは自動車だけではありません。
カメラそして不二家の名物キャラクター「ペコちゃん」までがパクりでした。

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日本パクリ大百科 Copycat

なんというか、パクられた側はたまったもんじゃないですが、これがまたノスタルジーな感じで味わい深いんですよね。今ではクールジャパンと世界的な評価を得ている日本も、かつてはこういった部分もあったのだと微笑ましく思えてくるんですよね。

※動画の中には事実確認がなされていないものも含まれている可能性があります。参考程度にご覧いただければと思います。

日本がパクリ大国だったことを知らない世代が増加中

おそらく30代以降の人であれば日本も中国・韓国と同じ道を辿っていることを知っているので、中国や韓国が日本のパクりをしていても「そういえば日本もああいう時代があったなぁ・・・」、そのぐらいにしか思わないのですが、「パクりは中国・韓国の文化w」と罵っている人を見ると「日本が言える立場じゃないんだけど・・・」と思ってしまいます。

単純に中国・韓国を批判したいだけの人も多くいると思いますが、それ以上に昭和の日本を知らない世代が増えてきたのではないかと感じますね。

例えば、現在の中学生ぐらいの人が生まれたのって2000年以降なんですよね。2000年と言えばゲームならPS2が発売されて、学生が携帯電話を普通に持ち歩き、音楽なら宇多田ヒカル、モー娘。、MISIAが熱かったJ-POP全盛期です。つまり、日本が成熟しきった時期に生まれたわけなので、昔から日本が凄い国だったと思っていたとしても仕方がないのかも知れません。

そういう理由で、日本は「パクりなどしない」と思い込み、「パクりは中国・韓国の文化」と罵る人が増えているのではないかと思います。

日本と韓国のパクリは違う?

また、「日本はただパクるのではなく改良し品質を向上させている」といった意見もみられますがそれは韓国も同じです(中国はこれからな感じですが)。

記事前半でも少し触れましたが韓国のサムスンやLGはただパクるだけではなく、性能向上や独自の機能を付加してたりします。例えばサムスンのスマートフォンGalaxyシリーズは売り上げだけではなく、性能も世界トップレベルです(安全面でいうと日本製に劣ると思いますが)。LGのふち無しディスプレイやサムスンの世界最薄ノートPCなんかも話題になりました。また、独自のテクノロジーの開発などに莫大な研究開発資金を投じているんですよね。

えっ?そんなに使ってるの?世界のトップメーカー3社の製品を支える研究開発費

おわりに

優れたテクノロジーを模倣し吸収することは成長に必要不可欠だと思います。権利上、模倣によって利益を得ることは好ましいことではありません。しかし、日本がそれを繰り返してここまで成長したのは紛れもない事実ですから、批判すれば「日本が言えることじゃないだろ」と返事が返ってくることでしょう。しかし、いつまでも模倣され続けていては損益につながります。難しい問題です。。。

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