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「バリバリの保守」発言の蓮舫氏に思う、在日外国人や左翼が「保守」である理由

   

民進党の蓮舫氏が「私はバリバリの保守」発言で世間を賑わせていますが、左派政党である民進党に「保守」というイメージはあまり無いと感じている人は多いと思います。

一般的には「保守=右翼」という認識なので、安倍首相が党首を務める「自民党こそ保守政党」という認識が一般的かと思います。

そもそも、「保守」とは何か分かりますか?

保守の定義

保守とは、その言葉通り「体制維持」を正とする思想です。

つまり、

  • 「平和な日本を維持したい」
  • 「日本の文化を守りたい」
  • 「現状に満足しているから変化はいらない」

こういった考えのことを指します。

「生活しやすい国」である日本を大幅に変えたい人はまずいない

日本は基本的に安定した国であり、多くの国民がその恩恵を受けているわけです。さらに在日外国人にも一定の保証があり、「日本は良い国だ」と言ってくれる外国人は多いですよね。

つまり、小さな不満はあったとしても基本的には「日本は生活しやすい良い国」だと誰もがそう思っているわけです。

「生活しやすい」という最高のメリットを自ら捨てる人はそういません。特に国会議員なんかは高額の給料を得たりして非常に良い待遇を受けているわけですから、左派政党であっても自らの利益を捨ててまで「日本の根底を覆したい」などとは考える人は稀だと思います。

右翼と左翼は対立していますが、「今の日本を変えたくない」という思いは共通している以上、左右関係なく「保守」であると言えるわけです。

そもそも日本には「保守」、「革新」といった言葉は適さない

体制維持を考える保守と、その逆の思想である「革新」。これらの思想は日本には適さないと私は考えます。

なぜなら、日本には「あらゆる国の文化を柔軟に取り入れる」という特徴があるからです。

明治以降、日本は外国の文化を積極的に取り入れ目覚ましい発展を遂げてきました。そしてそれは現在も続いているわけです。これは「保守」ではなく「革新」に当たる考え方です。

また、日本において国民一人ひとりの考えが尊重される「民主主義」は重要な考え方ですが、これも保守というより革新ですよね(逆に北朝鮮のような独裁国家は民意が尊重されないので強固な体制維持が可能になりますから保守的であると言えます)。

その一方で「今の日本は変えたくはない」という保守的な考えも同時に持ち合わせているわけです。

ですから、基本的に日本では「保守」「革新」の2色に分けるという事は適さないわけです。

問題視すべきは「差別主義者」や「破滅主義者」

これまで述べてきたように日本において「保守」か「革新」かはほとんど意味を成しません。「右翼」、「左翼」についても同じことが言えるかと思います。

しかし、問題視すべき思想も存在します。それは人種差別、性差別、障がい者差別などを行う「差別思想」と、国家転覆を願う「破滅思想」です。

「差別思想」は本人が悪いわけでは無いのに「国籍」、「血の繋がり」、「性別」、「体の特徴」を理由に誹謗中傷や暴力を行う卑劣な思想です。歴史的に見ても「”黒人だから”奴隷にされた」、「”ユダヤ人だから”虐殺された」という事があったわけですよね。これを許して良いわけがありませんよね。

「破滅思想」はテロリストのような人たちの事です。先日起きたトルコの軍事クーデターもそれに近いものを感じます。「革命の為には犠牲は仕方が無い」という考え方は現代には相応しくないと思います。グローバルな時代である今は対話による解決を目指すべきです。

日本でもヘイトスピーチを行ったり、テロリストを挑発して日本を危険に晒す愚かな人が多く存在します。こういった人達は徹底的に非難し厳しい罰則を処すべきだと思います。なぜなら、こういった負の事象は伝染するからです。

外国人に対してヘイトスピーチをすれば、日本人に対するヘイトスピーチも増えます。また、テロリストを挑発したことが原因で日本でテロが起きれば日本はテロリストに報復します。するとテロリストも報復してきます。これが延々と繰り返され深みにはまっていくわけです。

おわりに

ネット上には左翼思想の人に対して「反日」「売国奴」というレッテルを貼る人がいますが、それは大きな間違いです。

これまで述べてきたように、左翼であっても「今の安定した日本を維持したい」という思いは同じだからです。右翼と左翼は保守に対するアプローチが異なるだけであって、互いに保守であることは変わらないわけです。

ですから互いの思想は尊重すべきです。

しかし、負の連鎖しか生まない「差別思想」、「破滅思想」はいかなる理由があろうとも認めてはなりません。

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