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衆議院「大義無き解散」が行われた理由&ニュースZEROでの安倍首相の不誠実な対応

      2015/11/12

自民党の圧勝で幕を閉じようとしている衆議院選挙だが何とも後味の悪い感じになったと思う。今回の解散・衆議院選挙に関する個人的な見解を書こうと思う。

不自然な安倍首相の発言

まず多くの国民が疑問に感じている「何故、今解散するのか?」について。

この解散には国民の大半が「納得がいかない」「700億円もの無駄遣いをするな」と反対をしているにもかかわらず、国民の意見に耳を傾ける事無く衆議院は解散された。

安倍首相は「民意を問うため」解散したと主張しているが、国民の大半が解散に反対している以上、解散すること自体が民意に反するわけだ。そして安倍首相は「アベノミクスはこれからだ!」と強く主張するが、だったら尚のことこのタイミングでの解散はありえない。これから景気が好転するのにも関わらず解散することは不自然なのは誰の目から見ても明白なのである。

この不自然な解散の本当の狙い

今回の衆議院選挙は以前から自民党が圧勝すると言われていたことだ。残念なことにいくら自民党が不祥事を起こそうが安倍首相の支持率が低迷しようが、それに対抗できる野党が存在しないのである。

自民党は勝利が確実なのは当然分かっているわけで、それなのに700億円もの無駄遣いして解散を行う理由は何故だろうか?

その理由は自民党勝利確定後に報道されたニュースで判明した。

集団的自衛権も理解得られたと首相
http://www.47news.jp/FN/201412/FN2014121401002084.html

今回の解散は「アベノミクス解散」と命名され行われたものだ。つまりあくまでも争点は「景気回復」なのである。しかし、安倍首相は勝利が決まった瞬間「集団的自衛権は国民の理解が得られた」と無理やりすぎる解釈をしている。過去最低の投票率であるのにもかかわらず。

つまり、今回の解散・衆議院選挙は集団的自衛権や、特定秘密保護法、そして今回の大義無き解散を”国民の責任”にすることが目的なのである。そしてこれらの政策は国民の同意を得ず独断的に決定されたものだ。野党に十分な準備が整っておらず自民党の勝利がほぼ確定してるこのタイミングで行ったわけだから相当悪質である。

ニュースZEROの村尾キャスターと安倍首相の対談

さらに問題視されているのが自民党勝利確定後に行われたニュースZEROの村尾キャスターと安倍首相の対談の内容だ。このようにある。

安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応 選挙2014

確かに村尾キャスターが質問しはじめた途端、安倍首相がイヤホン外してますね。そして最後には「これちょっと音がうるさいんだけど。」と円満の笑みを浮べゲラゲラと。「なんなんだこれ?不誠実にも程がある」と思わざるを得ない内容である。音がうるさいなら少し耳から遠ざけて聞くなり周りの人に質問を代読してもらえば良いのだ。

村尾キャスターの質問に答えることなく、自分のことばかりを発言する安倍首相。これはいかがなものかと思う。解散直後に行われた対談でもそうだったが安倍首相は自分の伝えたいことだけを伝え、耳障りの悪い質問にはまともに答えようとしない

政治家とは肯定・否定問わず国民の意見を聞き、国民の代わりに実行に移すのが職務だ。自分にとって都合の良い意見だけを取り入れ否定的な意見には耳をかさない(Facebookでの批判意見は徹底的にブロックしている)というのは政治家失格なのである。それが許されるのは北朝鮮のような独裁国家だけだ。

こんな状態でも安倍首相を熱心に支持している人は目を覚ましたほうがいい。何故なら安倍政権の政策は偶然あなたと一致しているだけであり、あなたの意思は全く反映されていないのだから。

こんな事実も明るみになっているのにそれでも支持できますか?
安倍首相にも韓国差別発言の過去!衆院選候補者“極右ヘイト”ランキング(後編)

唯一、幸いなことはヘイトスピーチを行う在特会やネット右翼(ネトウヨ)が支持する次世代の党が壊滅的であったこと、そして自民党も僅かだが議席数を減らしたこと。そして彼らが嫌う政党である民主党、公明党、共産党が議席数を増やしたということだ。まともな政策も対抗馬も無い中で議席を増やせたわけだから、時期さえ違えばひと波乱あったかもしれない。

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