政治・社会問題を素人が考える

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

*

ドラッグ使用の前科があっても復帰できる芸能界は本当に甘いのか?

      2015/11/14

世間の声に耳を傾けると「芸能界は薬物をやって逮捕されても簡単に復帰できる甘い環境」という声をよく聞きます。でもそれって本当なんでしょうか?

「あー、芸能人じゃなくてよかったー」
と思いますね。もし私がドラッグ常用者で捕まったと仮定した場合。

私の考えは世論とは逆で芸能界の方がドラッグやその他の犯罪に対して厳しい制裁を受けると思うんですよね。今回は、なぜ私がそう思うのかをまとめてみました。

一般人がドラッグなどの違法行為を犯して受ける制裁は軽い

まず、芸能人の前に同様の犯罪を一般人が犯したケースを考えてみます。

一般人が違法行為を犯せば、家族や知人は勿論として自宅周辺や職場にもその事実は伝わります。となると、そこでの人間関係は絶望的でこれまでのような生活を行うことは難しくなるでしょう。当然会社も解雇されます。

しかし、数キロ、いや、数百メートルの距離に引越すだけで自分を知る人は周囲に居なくなり、新しい生活をスタートさせることが可能です。たとえ同じ業界であっても再就職は容易です。犯罪歴を聞いてくる企業なんて滅多にありませんからね。

つまり、一般人は現在地から少し離れた場所に引っ越しさえすれば、前科に怯えることなく普通の生活を再スタートできるんです。

一方、芸能人が違法行為を行えば再起は絶望的

一方芸能人はどうでしょうか?
たしかに、ドラッグで逮捕された芸能人は芸能界に復帰することが多いように感じます。

しかし、数年間は活動自粛するケースがほとんどだと思いますし、仕事の質も大幅に低下するでしょう。例えば、高額の報酬が得られるテレビCMの出演依頼は絶対来ません。まともな企業であれば薬物乱用者を企業の顔にしようとは思いませんからね。つまり、同じ業界に戻ったとしても、仕事の内容・質はこれまでとは全く異なるということなんですよね。

さらに芸能人は日本中がその顔を知っています。言ってしまいば『全国指名手配状態』です。一般人のように引越せばリスタート出来るというわけじゃないんです。日本中に監視されているわけですから、引っ越しても直ぐに住所を特定され落書きなどの嫌がらせが起きます。ネットでも誹謗中傷が行われますよね。下手をすればそれが一生続きます。

また、全国指名手配状態では再就職も困難ですよね。”夜の業界”でもない限り受け入れてくれるところは皆無です。芸能人は一般人のように罪を償い環境を変えれば再起出来るというわけでは無いんです。それしか選択肢がないから芸能界を選ぶわけです。

どこも雇ってくれなければ生活保護を受けなくてはなりません。しかし、「前科者に税金を使うなんてふざけている!!」と世論は言うでしょう。なので、芸能界は特別甘い環境なのではなく、一種の責任として前科者を雇用しているのだと私は考えます。

 - 雑記 , ,