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いじめ解決のカギは傍観者!いじめは絶対に無くならないが傷を浅くすることは出来る。

      2015/11/06

6日、いじめによって自殺をした中学3年生の松竹景虎さんが書いたいじめをテーマとする作文が話題になっています。

<中3自殺>松竹景虎君が残した夏休みの作文 いじめテーマ

作文にはこのように書かれています。

「いじめの原因は何かを伝えよう。それは『空気』だ。目に見えないものだから恐ろしい。いじめをしなければ自分がやられてしまうという空気……」

「もし、少しでも友達が嫌いな子に優しくすれば、そのことを責められ、今度は自分がいじめの対象になるのではないかという不安と恐怖にかられる。それの連鎖がおこるから、周りの人に合わせるといじめがおこる可能性がある」

いじめの解決方法として「みんなが親友になることだ」
「偏見やおくそくだけでその人の性格を決めつけるのはよくない。笑顔で話さなければ相手の性格はわからない。笑顔の大切さだけは忘れないでください」

今回はこのことについて私の見解を書きます。

虐める側、虐められる側の両方が弱者である

メディアでいじめに関する統計を目にすることがありますが、虐めた経験がある人は虐められた経験もあるというケースが珍しくありません。

全ての人に自分は虐められたくないという思いがあります。ですので弱さゆえに虐める側に回ってしまう人がいるわけです。

また、元々いじめっ子気質な人もいますよね。そういう人は家庭環境に問題があり居場所がないケースが考えられます。多くのいじめっ子の心理は「(居場所がないから)構って欲しい」だけだったりします。ただ、そういう環境で育ったため、仲良くなるための正しい手段が分からないのです。

そう考えると虐める側、虐められる側の両方が弱者であるといえます。

いじめは絶対に無くなることはない

いじめの根本の原因を解決するには、それぞれの家庭環境までを改善する必要がある為、それら全て対応することは現実的ではありません。 いじめの発生を抑制することは可能ですが、完全になくすことは不可能でしょう。

世の中は不平等です。
もし、全ての家庭環境を改善できたとしても、病気や事故で突然の不幸に見舞われる可能性はあるわけです。こういったストレスから逃れるためにいじめをする人が生まれてしまうのは避けられないことです。

きちんと向き合うことでいじめは改善できる

いじめの被害が拡大する最大の理由は見て見ぬふりをする傍観者が多すぎるからだと思います。全体の8割以上が傍観者でしょう。

世間ではいじめが起こると教師に責任が問われますが教師1クラス1人です。加えて教師が生徒に一日中付きっきりというのは不可能ですよね。そもそもいじめは教師の目を盗んで行われるわけです。

そうなると、いじめを最も改善できる可能性を持っているのは生徒一人ひとりということになります。

しかし、それが出来ていないわけです。
何故でしょうか?

それは生徒間の信頼関係が築けていないからです。
いじめを止めたいという気持ちを一人ひとりが持っていても、信頼関係が築けていないせいで「今度は自分が狙われたらどうしよう」と怯え行動することが出来ないわけです。

自殺して亡くなった松竹景虎さんの作文にこう書いてあります。

いじめの解決方法として「みんなが親友になることだ」

皆が親友になって信頼関係が築ければ「いじめ止めたいんだけど、協力してくれる?」と仲間を集めることが出来ますよね。仲間が多ければ報復を恐れることは無くなります。

また、いじめが解決しても、今度はいじめっ子が虐められるというケースもありますが、多くの仲間と信頼関係があれば互いに過ちを指摘出来るので二次的な問題も抑制できます。

教師は生徒全員を叱るべき

先述したとおり、教師一人では出来ることは限られているわけです。しかし、出来ることはあります。

それは叱ること
生徒全員を叱るべきだと思います。

「いじめを止めた人も叱るの?」と思われるかも知れませんが、結果的にいじめが止まなかったということは、仲間が足りなかった(信頼が築けなかった)ということですから、勇敢とは言え反省の余地はあるわけです。

とにかく叱り、生徒同士で考える時間を与えることが大切だと思います。
これまで述べてきたようにいじめを拡大させるのは大多数の傍観者であり、いじめを改善できるのも大多数の傍観者です。

いじめ問題の解決は生徒達でやらせるべき

そもそもいじめは子供達の社会での出来事です。教師には直接的な関係はありません。最終的な責任は教師が取るべきですが、問題解決は生徒達で全てやらせるべきです。大人が解決してしまっては子供は成長しません。生活をする上で似たような問題に何度も遭遇するわけです。解決する力を身に付けなければ問題解決の出来ない駄目な大人になってしまいます

小学生の頃の実体験

私が小学生の頃にもいじめはありました。5、6年生の頃でしょうか。
クラスに一人ぐらいはいじめを止める人がいましたが大半は傍観者でした。
そして、担任にいじめの事実が伝わりお説教が始まるわけです。

「傍観者も虐めるのと一緒です。どうすればいいかよく考えなさい。」
と言い放ち、担任は沈黙。

生徒同士のシンキングタイムのはじまりです。
最初30分くらいは皆沈黙して、重苦しい空気に耐え切れなくなって泣き出す人まで出てくる始末です。

問題解決するまで帰れないことを皆悟ったのか、そのぐらいから意見が少しずつ出るようになって、最終的に何時間かかけてやっと解決に至りました。

成果があったのかその後いじめは無くなりましたが、この出来事は相当堪えました。
二度と体験したくないですね。トラウマです(笑)

改善をしなければいじめは自分に帰ってくる

もし、あなたが「何故わざわざトラブルに巻き込まれないといけないんだ?」と思っていたら今すぐ考えを改めるべきでしょう。
何かの拍子であなたがいじめのターゲットになった場合、助けを求めた相手に「何故わざわざトラブルに巻き込まれないといけないんだ?」と同じことを言われかねません。

自分自身や将来生まれてくる自分の子供の為にもいじめのことは真剣に考えるべきだと思います。

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