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まんだらけ万引き問題で思う犯罪加害者と被害者の個人情報の公開の是非

      2014/08/29

「未成年だろうと犯罪は犯罪だ!顔と氏名を公開しろ!」「何故被害者だけ顔と氏名が公開されるのか?」といった意見があるように、事件・犯罪の加害者と被害者のプライバシーについて色々と言われています。

先日起きた、「まんだらけ」での窃盗事件で「盗んだ人形を返さなければ顔を公開する」と警告をしたことでも賛否両論がありました。結果的には「捜査に支障が出る」と警察から申し入れがあり同店は従うことになりました。個人的には犯罪とはいえ窃盗・万引きで「全国指名手配」はやりすぎだと思います。別人の可能性もありますしね。

今回は犯罪加害者と被害者のプライバシーについて私の意見を書きます。

加害者の個人情報の過度な公開は控えるべき

「殺人事件を犯して逃亡中」というような緊急性が高く人命に大きく関わるようなケースは指名手配して個人情報を公開すべきだと思いますが、窃盗など人命に関わらないケースや既に逮捕され行動が制限されている場合は個人情報の公開は必要ないと思います。

犯人の個人情報を公開すれば、冤罪という大きなリスクを伴うことになります。犯人と同姓同名、顔が似ている人が巻き込まれる可能性があるわけです。実際に海外では人違いで襲撃されて無関係の人が負傷し犯人の個人情報を非公開にする事例が存在します。また、個人的な話ですが、昔、自動車免許を取ったとき私と同姓同名の犯罪者がいたらしく個室に連れ込まれ聴取されことがあります。疑いをかけられるのは気分良くないですよね。

また、現在では一度個人情報を公開すればネットで拡散され半永久的に晒され続けるわけです。一口に犯罪者といっても理由はさまざまで、その大半は人間関係のもつれやストレスといった一時的なものが原因です。つまり、同じような状況に置かれたら誰もが犯罪を犯す可能性があるわけです。

また、個人情報が半永久的に晒され続ければ、出所後も社会復帰が困難です。あえて犯罪者を雇用する企業などそうありませんからね。自分の居場所がなければ再び犯罪に手を染めてしまうでしょう。

つまり、秩序を保つためにも過度な個人情報の公開は控えるべきです。

被害者の個人情報は基本公開したほうが良い

対して被害者の個人情報についてですが、原則的には公開したほうが良いと思います。

公開しないということは被害者が亡くなったことが周囲に広まらないということです。遺族がそれを望むのであればそうあるべきですが、「久しぶりに連絡を取ろうと思った友人が実は数年前に事件に巻き込まれ亡くなっていた」なんてことが起こりえるわけです。そうなったら悲しいですよね。

ただ例外もあります。それは被害者の尊厳が傷付けられるような場合です。リベンジポルノが分かりやすい例です。

先日、恋人にリベンジポルノをされたうえ殺害されるといった事件がありましたが、被害者の個人情報が公表されたことで、全国的にリベンジポルノに使われた写真が広まり被害が拡大しました。死人に鞭打つとはまさにことのことです。こういったケースでは被害者もとより加害者の個人情報も公開するべきではありません。連鎖的に情報が流出してしまいますからね。

まとめ

私の考えをまとめると、加害者の個人情報は即座に人命に関わるような場合は公開すべきだが、公開する必要性に迫られない場合は原則公開しないということ、対して被害者の情報は原則公開したほうが良い、しかし、遺族が望まない場合、被害者の尊厳が傷つく場合は控えるべきというものです。

考え方は人それぞれですから色々な意見があると思います。大切なのは「あらゆる可能性を考える」ということだと思います。

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