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自民党公認(笑)安保法制・集団的自衛権の矛盾を突いたパロディ動画が話題!

      2015/11/05

先日、自民党がYoutubeに投稿した『教えて!ヒゲの隊長』という動画を知っていますか?この動画は安保法制・集団的自衛権についての理解を国民に深めてもらう為に自民党が作ったものです。

しかし、安保法制・集団的自衛権には賛成派と反対派がいるわけです。自民党は賛成派ですから当然『賛成したくなるような動画内容』になっているわけです。これでは一方的過ぎますよね?

しかも、国民の8割が『説明不十分』、6割が『反対』だと言ってるわけです。なのにそれを強引に成立させようとしているのが安倍政権です。

そんな安倍政権の横暴さに怒る国民の意見を代弁する動画をとある女性が投稿しました。

自民党の『教えて!ヒゲの隊長』のパロディ動画が話題!

その名も『【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた』です。名前からも分かるように自民党の動画のパロディです。元動画を上回る勢いで伸びていますね(元動画も一緒に見る人が多いので元動画も伸びていますが)。そして評価も高い。

それがこの動画です(動画の最後には徴兵制の衝撃の事実が・・・)。

【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた

ちなみに自民党が作ったオリジナルはこちら。動画の最後で「徴兵制は無い」と断言するものの理由は語らず。これで一体どうやって理解を深めろというんでしょうか?

教えて!ヒゲの隊長

内容的には元動画の改編し、ヒゲの隊長の意見にツッコミを入れるというスタンス。ヒゲの隊長の矛盾だらけの安保法制・集団的自衛権の説明に呆れ返っているせいか口調はかなりドライ。まるで、カレーメシのCMに登場する女子高生のような感じです。「マジびっくりなんだけど!」

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それは置いておき、内容的にも国民が言いたいことをきちんと代弁していて、しかも分かりやすく、正論。とても良い動画だと思いました。この分かりやすさはパロディだからこそ出来る感じですね。一から反論動画を作ったところでこうはならない。元動画にツッコミを入れる構図が良いんですよね。

あと、初めて知ったことがあって、動画の最後に出てきた『経済的徴兵制』というもの。安倍政権はこれを狙っている可能性があるみたいですね。アメリカでは既に行われているので、米国に憧れる安倍首相は実施する可能性は高そうです。集団的自衛権行使が始まれば自衛隊を除隊する人も増えそうだし、海外派遣すれば国内は手薄になるわけです。単純に考えて人員が不足してしまうわけですよね。どういう形であれ、いずれは徴兵が行われると思っておいたほうが良いでしょう。

問題は著作権。しかし自民党は法に逃げずに反論すべき。それが国民の為でもある。

この動画はパロディなので言ってしまえば著作権侵害です。が、親告罪なので自民党が訴えを起こさなければ違法ではありません罪には問われません。

そもそも、これは”引用の範疇”だと言えるでしょう。効果的な反論には元動画が必須だからです。それにこれだけ拡散されたのもパロディだったからです。ごくありふれた動画なら見向きもされなかったわけです。どんなに正当で価値ある主張であっても人の目に触れなければ意味が無いんですよね。

この動画が自民党の目に留まることがあった場合、どう動くんでしょうかね。

一個人や一般企業であれば著作権侵害で訴えるのは当然なんですが、今回の件は訴えるべきではないでしょう。その理由は『国民の意見と向き合う事から逃げること』を意味するからです。もし、動画が削除される事があれば政府は国民に向き合ってないことを証明する事になります。平たく言えば国民の意見を黙殺する行為です。

自民党にはこの動画に反論をしてもらいたいんですよね。政治家は国民の為に政治をすべきなのですから、きちんと国民の声に向き合うべきなんですよね。それを避けていては政治家失格です。

むしろ、政府自身が『国民の理解を深める』と言ってるわけですから、こういう風に動画を改編し反論を盛り込んだりしたほうが確実に理解が深まるわけです。だから、著作権フリーにしてこういう動画をもっと色んな人が投稿すべきなんですよね。自民党が投稿したような自分の主張だけを伝える内容では『国民の理解を得る』ことにはなりません。

安倍首相、きちんと討論してください

先日記事にもしましたが安倍首相はホームグラウンドで自分の支持者に説明しているだけなんですよね。これじゃ当然理解は深まらないし、広がりもしない。支持者に礼賛されて気持ち良いだけです。

討論番組に出演して反対派と討論すべきです。安全な所から好きなことを主張するだけでは政治とは言えません。

追記:自民党公認動画になりました(笑)

ヒゲ隊長本人である佐藤正久議員がこの動画を見て「吹いた。関心が高い!」と評価したようです(参考)。つまり、自民党公認動画になったので著作権はクリアですね。

佐藤議員は「中身は間違っているけど」と内容に誤りがあることを指摘しているんですが、具体的にどの部分が間違っているかは言わず。国民が知りたいのはそこなんですけど、肝心なことはいつも言わないのは何故なんでしょうかね。

また、先日、自民党公認となったこともありパロディ動画が各メディアで取り上げられ始めましたね。自民党佐藤議員は「今回の動画を含めても自分のこととして考える雰囲気が広がっていく端緒になれば、我々が批判を受けたとしても、それはいいのかなという思いはあります」と大人の対応をしたのは評価できます。

これに対して自民党が第2弾(パロディの反論動画)を制作する話も耳にしますが、それ自体は理解を深めることになりますから評価できますが、リスクとなる可能性がある部分は認めて、きちんと対策していくことも重要です。

というか賛成も反対も大した問題じゃないんですよね。なぜなら『目標は皆同じ』だから。詳しくは下記の記事で説明していますのでよかったら是非ご覧ください。

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