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本当に必要?AI(人工知能)が作った作品に「著作権」の法整備

   

安倍首相・政権は9日の会合でAIに関する著作権の法整備に意欲を示しました。
政府の知的財産戦略本部(本部長・安倍晋三首相)は9日の会合で、人口知能(AI)をはじめ先端技術の高度化に備えた新戦略「知的財産推進計画2016」を決めた。AIが作った音楽などの「著作権」を保護する法整備が柱だ。政府はAIの活用を成長戦略の新たな目玉とする方針で、安倍首相は「国民一人ひとりが、創造性豊かに知的財産を作り出し、使いこなせることを目指す」と強調した。

私は不要だと思います。
なぜならAI開発者、AI利用者の著作権と見なせば良いだけの話だから。現行法で十分だと思います。

もしこれがAI自身に対する著作権保護とした場合

人間ではなくAI自身への著作権保護と考えれば将来的には必要かもしれません。

100年、200年後に人と同じような本当の感情があるAIが誕生すれば「コレハ、ワタシノモノダ」とAIが著作権を主張してくるかも知れません。そうれなればロボットの人権も保護する必要が出てくるかもしれません(多分無いでしょうが)

仮に法律が施行され著作権違反が発生した場合、賠償をAIに払うのかという疑問もありますが。

これまでAIによって作られる創造物の著作権は保護はされなかったのか?

AIも所詮はプログラムです。プログラムによる創造物の自動生成なんて昔からいくらでもあります

例えばテレビゲーム。

遊ぶ度にダンジョンが”自動生成”されランダムにアイテムや敵が配置されるゲームがありますよね。これも、言ってしまえばプログラムによる創造物です。

当然、この仕組みの著作権はプログラム開発者やメーカーにあり、これまでも保護されてきました。

今回の件もこれと同じだと思うんですよね。AI開発者、AI利用者の著作権と見なせば良いだけの話だと思うんです。

逆にAIが著作権違反した場合はどうするのか?

AIの創作物に著作権を与えるのであれば、逆にAIが著作権違反するケースも考えなければなりません。

しかし、AIはプログラムでしかありませんから違反の罰則を与えることは出来ません。AIが自律的に造った創作物でAI開発者が責任を問われるのも理不尽ですよね。

そもそもAIは人間が何日もかけて作る物を数分どころか数秒で作ることも可能です。

つまり、膨大な量の著作物が生み出されるわけですよね。これら全てを著作権保護したらとんでもないことになります。キリが無いですし、権利に縛られ何も作れなくなってしまいます

この法律で恩恵を受けるのはGoogleなどの米国企業

おそらくこの分野で最も強いのが米国企業であるGoogleでしょう。あまり法律で縛ってしまうと逆に日本に不利益を招きかね無いと思います。

特許と同様に著作権も基本先取り優勢です。

IT産業は米国だけでなく韓国や中国も日本を上回る勢いですから、この法律が日本の為になるのかは疑問です。

 - 雑記