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アベノミクスが少子化を加速させる理由

      2015/10/31

現在、結婚しない人が増え少子化高齢化が進み日本が深刻な状態であることは多くの人が知っているかと思います。以下の出生数推移をみると深刻さがうかがえます。

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出展:http://www.garbagenews.net/

少子化高齢化が進めば若い世代がより多くの高齢者の生活を支えなければいけなくなってしまいます。また、若い世代の負担が増えるだけではなく、日本の労働力そのものも低下します。働き盛りの世代が少ないということはそういうことを意味しますからね。

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未婚、出産をしない人が増加する理由

少子高齢化は深刻な問題ですが、そもそも結婚すらをしない人が増大しています。

結婚しない理由はいくつかありますが、中でも大きな理由として挙げられるのが経済面の不安なんですよね。

現在では男女共働きが一般的ですが、やはり男性としては妻子を自分一人で養うことが出来るぐらいの収入が無ければ、積極的に結婚し子供を作ろうとは思わない人がほとんどだと思うんですよね。

一方で女性が結婚相手に求めること上位にランクインするのが『経済力』なんですよね。お金持ちとまではいかなくとも、子供2人ぐらいは苦労なく育てられるぐらいの経済力が必要だと考えている女性が大半だと思います。

子供2人を苦労なく産み育てるには年収400万円が最低ラインだと思います(公立学校に通わせた場合)。しかし、結婚適齢期(20代後半~30代前半)で年収400万円以上稼いでいるのは少数派です。だから結婚を躊躇してしまうんです。

アベノミクスが少子高齢化を加速させる

基本的にアベノミクスは富裕層ほど恩恵を受け、庶民は損をする政策です。

アベノミクスの理想は、富裕層が恩恵を受けた後に、富裕層たちが庶民の生活を潤すことで国民全体の生活を向上させるというものですが、現実はそんな甘いものではなく、その実態は先に言ったように、富裕層だけが潤い庶民の負担は増える一方なんですよね。

「アベノミクスの効果が出るまでには時間を要する、だから我慢しろ」とアベノミクスを支持する人達は言いますが、一体何年待てば庶民の生活は潤うのでしょうか? そうして待っている間も物価は上昇し、それに加え更なる増税でますます庶民の生活は苦しくなります。生活が苦しくなればますます結婚しよう、子供を産もうという人は減り、少子高齢化は加速していくわけです。

庶民の負担減らす政策が必要

もし、安倍首相が「アベノミクスの成果が出るまで庶民には耐えてもらおう」などと考えているとしたら日本はこのまま衰退していく一方です。

多くの国民が経済面の不安で結婚、出産を躊躇しているわけです。そんな国民にアベノミクスの負担を押し付ければ、ますますその傾向が大きくなるのは当然のこと。この現状を安倍首相は分かっているのでしょうか?

既に富を得ている人が更なる富を得るより、生活に不安を抱えている人を救済するほうが先決だと思いませんか?それが少子高齢化を食い止める為に最も優先すべきことだと思います。

 - 雑記