政治・社会問題を素人が考える

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安倍首相を支持する人、批判する人では”視点”と”立場”が違う!

   

安倍政権を支持(肯定)する人、批判(否定)する人、と言うように評価は人それぞれです。

しかし、安倍政権の政策の結果は1つだけです。なのに何故評価は二分するのでしょうか?

その理由は支持派と批判派では安倍首相・安倍政権を見る”視点”や”立場”が違うので評価方法が異なるからなんです。

支持派は政策を評価する

「アベノミクスが成功しているかどうか?」を問われれば評価は分かれる所ですが、少なくとも富裕層や大手企業の社員は確実に恩恵を受けたわけですから、そういう人達は安倍政権を支持するのは当然ですよね。

また、支持派は「アベノミクスで美味しい思いをさせて貰っているから、多少の問題は目をつぶろう」と政治家に対する不正に甘くなります(これは行動心理学の『返報性の原理』と呼ばれるもので、凄腕セールスマンや詐欺師はこの心理を巧みに利用します)。

しかし、批判派も政策を評価します。

批判派は富裕層や大企業の社員以外の多くの国民であり、アベノミクスの恩恵を受けられていない人達です。中小零細企業でアベノミクスという名目で給料アップした人はほとんどいないはずです。むしろ、物価高騰や増税の影響で実質賃金は低下した人の方が多いはずです。そういう人達は当然安倍政権を批判するわけです。

批判派は人間性を評価する

批判派は政策よりも安倍首相の人間性に焦点を当てて評価する傾向が強いです。

  • 安保法案における国民意見を無視しての強行採決
  • 言論統制(Facebookにおける批判意見のブロックなどが有名)
  • 「責任」という言葉を口にするが実際には責任を取らない
  • 政治資金の不正利用疑惑(地球7周分のガソリン費、政治資金でガリガリ君を購入など)

こういった人間性が批判されているわけですね。

先日、舛添氏が「政治家としての資質」について問われたわけですが、これは安倍首相にも当てはまるわけです。むしろ、国民への影響は安倍首相の方が問題視されるべき重大な内容です。

先ほども書きましたが、アベノミクスの恩恵を受けている富裕層は「政権が変わって損をしたくない」から、安倍首相の人間性、政治家としての資質に問題があると認識していても批判には及び腰なのです。

トランプ氏の評価も同じ

これには時期米国大統領候補のトランプ氏にも当てはまります。

トランプ支持派は「”アメリカ人が”恩恵を受ける政策」を支持しています。対して反対派は「トランプ氏の人種差別発言をする人間性」を批判します。

トランプ氏の政策によって恩恵を受ける人は、多少の差別発言は目をつぶってしまうのは先ほど同様当然の心理なのです(返報性の原理)。

何を評価の基準にするかは人それぞれ

橋下徹 元大阪府知事は「言葉尻じゃなく政策で判断すべき」と言い、トランプ氏に対する擁護姿勢を見せましたが、その考えはあくまで政治家目線、もしくは恩恵を受けられる人目線でしかないのです。それが悪いわけじゃありませんが、評価の基準は人それぞれなのです。

「暮らしを豊かにしたいから多少の問題には目をつぶる」というのもその人の価値観ですし、「人間性に問題がある政治家は断固拒否。恩恵などいらない!」というのもその人の価値観なのです。

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