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一部の安倍支持派は人命よりもテロに屈しないことの方が重要なのだろうか。

      2015/07/20

今回の事件の引き金になったのは安倍首相の軽率な発言によるものだ。これは揺ぎ無い事実だ。

72時間のタイムリミットが過ぎたイスラム国日本人殺害警告、いまだ動きは無い模様。少しでも良い結果に動くことを祈るばかりだ。

安倍首相の一連の行動によってイスラム国の反感を買ったことは周知の事実だ。しかし、中には「人道支援だろ?何が悪い」という反発する意見も多くみられる。

今回、新たに明るみになった事実がある。

政府は今頃になって慌てて「2億ドル支援は人道目的」などと釈明してるが、安倍首相はエジプト・カイロの演説で「イスラム国の脅威を食い止めるために2億ドルを支援する」とはっきり宣言していた。イスラム国はその後に、「日本の首相へ」とした上で、「『イスラム国』と戦うために2億ドルを支払うという馬鹿げた決定をした」などと宣告して、同額の身代金を要求してしたのだ。安倍首相の不用意な発言がイスラム国側を刺激し、利用されたのは間違いない。

イスラム国事件「自己責任論」噴出の裏で安倍政権が日本人拘束を隠蔽していた!?

「人道支援」ではなく「イスラム国の対抗手段」としての2億ドルだったのである。安倍首相はこの動画が公開され慌てて主張を変えたわけだ。

動画公開当初は「人道支援しているだけなのにイスラム国が支離滅裂なことを言っている・・・」と日本に交戦の意思は無いことをアピールしていたわけだが、実際はイスラム国の言っていることが事実だった。おそらくエジプト・カイロの演説を聞いていたのだろう。そして、その後安倍首相は「テロに屈しない」という宣戦布告とも取れる発言したわけだ。

「テロに屈しない」という表明は人質を見捨てるという選択である

問題なのは人質が囚われている状態であるのにもかかわらず「テロに屈しない」と発言したことだ。つまりこれは「武力行使をしてでも人質を救出すること」または「人質を見捨てること」を意味する。武力行使は今の日本ではありえないので必然的に人質を見捨てるということになる。

無論、安倍首相自身は人質を見捨てるつもりで言ったわけでは無いだろう。その証拠に先ほど言ったように慌てて発言を釈明している。報道を見ると安倍首相はばつが悪そうな表情をしている。つまりこれは口には出さないものの失態を認めたということだ。

安倍支持派は人命よりも「テロに屈しない」という表明が大切?

発言をした本人が失態を認めたというのに、安倍支持派の一部右翼は「人道支援をしただけだ。何が悪い?」、「テロに屈しないのは当たり前だ」、「一体首相に何の責任があるんだ?」などと開き直りとも取れる発言をしている。

危険区域でテロリストに自分の意思で接近しているわけだから危険な目に遭ったり、命を落とすのは自己責任だと思うが、今回の事件の引き金になったのは間違いなく安倍首相の軽率な行動だ。そうであるにも関わらずどういう心境で安倍首相を賛美したり擁護しているのだろうか。理解に苦しむ。

テロに屈しないという想いは大切だが、命の危険を晒してまで発言するべきではない。死んでしまっては元も子もないからだ。もし、人命よりも「テロに屈しない」と表明することが大事だというなら率先して人質の身代わりになるべきだ。自分の命よりも「テロに屈しない」と表明することの方が大事なのだから。

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