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【イスラム国】人質が殺害されたのに内閣支持率が上昇した理由

      2015/07/20

人質が殺害され日本人全員が標的になることになったイスラム国日本人人質事件で何故内閣支持率が上昇したのか?何故「評価する」の声が多いのか?

イスラム国日本人人質事件の結果は最悪だった、そして事件の引き金や過程もとても評価出来るものではない。その一例を挙げてみる。

  • イスラエル国旗の前での安倍首相の演説が事件の引き金となった(イスラム国から名指しされる)
  • 人質が拘束されているにもかかわらず呑気に解散総選挙(人命よりも政治家生命優先)
  • 「人質救出に尽力する」と言いながら「テロに屈しない」と挑発(交渉の最中に挑発するのは意味不明)
  • フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、トルコは交渉により人質解放に成功している。日本が救出できなかったのは実力不足だからだ
  • 後藤さんが殺害されたあとにイスラム国から日本人全体に向けて脅迫メッセージ(安倍首相の発言が引き金)
  • 後になって「全く交渉する気は無かった」と表明。つまり最初から人質を見捨てるつもりだった。それなのに「頑張って交渉してます」感をアピール。酷い茶番だ。
  • 上記に挙げたように政府の過失があるのにもかかわらず、「後藤さんに3回渡航中止を要請した」と後藤さんを利用し政府の過失をカモフラージュ。

これだけ政府の対応に問題があるわけだから、熱心な安倍支持派でも無い限り「評価する」とはならないはずだ。評価できるのはまんまと「2億ドルの身代金を払わなかった」ことと「後藤さんに渡航中止を要請した」ことぐらいか。渡航中止要請を責任逃れに利用したことは許されることではないが。

なのに政府を支持する人が増えたことには理由がある。その理由はマスコミの報道の仕方にある。

多くの人は私や今この記事を読んでくれている方のようにそこまで熱心にイスラム国のことを知らないし、調べようともしない。ほとんどの人はテレビで流れているニュースを目にするだけなのである。だから、イスラエル国旗の前で挑発的な演説したことも、多くの国が人質の救出に成功していることも、700億円もの無駄金を使用し意味の無い解散総選挙をやっている裏では人質が拘束されていたことも知らないのだ。

つまり、ほとんどの人には安倍政権の負の部分はほとんど目に入れることは無く、メディアが報じた内容そのままに受け止める為、「あんな危険な国に行く人が悪い。安倍さんはあんな忙しそうに頑張っているじゃないか!評価するのは当然!」となるのだ。

そもそも、安倍政権が今回の事件でどういう対応してきたかは公にされていない。だから評価することなど出来ないのだ。分かるのは最悪な結末と上記で挙げた政府の過失だ。「評価する」と答えた人はメディアが報道する「忙しそうに対応に追われる安倍首相」の姿を見てなんとなく評価しているか、熱心な安倍支持者が妄信的に評価しているのだろう。

おそらく安倍政権に不利になる報道は制限されているはずだ。その理由は昨年末の解散総選挙で自民党からマスコミ各社へ「公平な報道をするように」と脅迫めいた文書が送られたことで明らかになっている。これを「脅迫じゃない」と反論する人がいるが、例えば、ヤクザが店員と揉めてる時にあなたに対して「どちらが正しいと思う?」と聞かれたらヤクザを支持せざるを得ない。それと同じことだ。

今の日本は明らかに危険な方向に進んでいる。今回の事件の最悪の結果を見ても分かるし、中国・韓国との関係も安倍政権になってから悪化しているように感じる。そして、国民の反対意見を無視して政策すすめる独裁的な政治も危険だ。安倍首相は批判意見を聞く耳を持たず自分にとって都合の良い意見ばかり聞いている。まるで北朝鮮だ。

安倍首相は戦前の日本に戻すつもりなのだろう。熱心な愛国者はそれでもいいかもしれないが、戦前の日本に戻るということは今のような生活が出来なくなるということだ。保守思想が過ぎれば「日本が好き」と言う外国人もいなくなるだろう。外国人は現在の日本が好きなわけだから。そうなればジャパンブランドも衰退し経済的にも影響が出てくるだろう。このような日本を避けたいのであれば一人ひとりがもっと政治に関心を持つべきだ。

名誉毀損で訴えるべき。産経新聞が安倍政権批判者を名指しでテロリスト扱い

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